MYSYOKU（まいしょく）ハムっちの腸活日記（腸活について）ソルトの塩一つまみの料理（減塩について）ファムの薬膳日記（薬膳的な体に良い食事について）

猫のソルトが塩無し料理や、0.3％～0.7％で料理する方法や、減塩について飼い主に聞いた話を語るよ。

【体質・環境違えば同じ結果じゃないよ】

　同じ環境で生活や食事をしている家族や兄弟なのに、血圧が高かったり、胃腸が弱かったり、便秘や下痢だったり、みんなそれぞれに抱える問題が違う。

　だから、同じ食事をしていても、年齢・遺伝性の体質・ストレスや、その人が過ごしてきた環境の経過で身体の不調は出てくるんだニャ。

　お昼を考えてみても、働いていればお弁当持参でなければコンビニや仕出し弁当か会社の社食。学生なら購買のパンやおにぎりに学食とかになるし、個々の生活環境が違えば、食事は異なるニャ。

　よく健康診断で、診断結果を見て「再検査かぁ、同じもの食べてて何で自分だけ・・・」と落胆しているけど、いやいや、何を食べているかにもよるよ。毎日間食・晩酌や喫煙の日々であれば、男女関係なく家族や同僚・友達との診断の結果は変わってくる。分かっていても、診断は個人に対して行われているってことを基本にして考えてニャ。

　外での食事は減塩されていなければ、そこには程よく感じる旨味成分として塩分が入っている。塩を否定する気は無いニャ。ただ、塩は手っ取り早く旨味を引き出す調味料。塩の持つ機能を考えても、いろいろな下処理で使われている時もあるって事を念頭に、摂取過多の弊害を考えて欲しいニャ。

　塩に慣れてしまうと、一食単体でそれほど感じない。けれど、朝昼夕の食事で考えると、それは物凄く塩分過多になってしまうニャ。

朝の塩分＋昼の塩分＋夜の塩分＝総合計？？？塩分量

　そして、塩分が含まれる料理は、おかず　お新香　お味噌汁　炊込みご飯やおにぎりなどなど。おかずに複数含まれている時だってあるニャ。

　だからこそ、ここで考えて欲しいニャ！

　家での食事に減塩を取り入れると、体の負担を軽減できる。

　そうすれば、乗算されていく塩分量をセーブできるし、舌の味蕾が濃い味に慣れて鈍くなっている状態を回復させることも可能になるニャ。

自分の味覚を実験してみよう！

塩味	水100㏄に、塩0.6g（小さじ1/5程度）を入れた薄い塩水を作る
甘味	水100㏄に、砂糖３g（シュガースティック１本程度）を入れた砂糖水を作る

その日の体調や個人差もあるから、分からなくても焦ることはないニャ！

　塩味は疲れていたり、気分が滅入っていたり、風邪気味の時は分かりにくいもの。酸味とうま味に関しては、割愛して大事なことを話したいニャ。

　自分がどんな環境で、どんな気持ちで、どんな料理を食事として食べるかが、とても大切ニャ。日々、家族や友達と楽しい気持ちで、健康を考えた料理を食べていれば、暴飲暴食や食環境からくる生活習慣病が多くなることもないニャ。

　でも悲しいかな、この現代では老若男女問わず、ストレスが社会にあふれていて何かしら問題を抱えている人が多い。

　このストレスが曲者。そして癖になりやすい嫌な奴。人によって強い弱いの感じる違いはあるけれど、強烈なストレス下にあると、血圧や血糖値の上昇、過食・拒食、不眠、腸への弊害、腰痛などなど、身体に悪影響を及ぼすんだニャ。

　実際にあった話ニャ。「屋根修理の訪問販売」で屋根に上った業者に屋根を壊されてしまった結果、「どうして一人の時に対応してしまったんだろう。」「やっぱり屋根に上げるんじゃなかった。」と心がモヤモヤして悲しさと屋根は大丈夫？と不安感いっぱいで数日を過ごした後に、病院で血糖値とHbA1c値を検査したら、HbA1c数値が上昇していたニャ。

　他にも、オヤジ殿が家族と口論した後に、数日の間血圧が上昇して、家族間の問題が無くなったら普通に戻ったよ！という情報をくれる友達もいたニャ。

　ストレスについては、他のページに書くからその時に読んでニャ！

　まとめると、塩は旨味を与えてくれる有難い調味料だけど、全体の塩分量で考えて過剰摂取の連続は体に悪影響を及ぼすから気を付けて使いこなすニャ。

　食べる自分が意識して賢く塩分を調整すれば、内臓や代謝機能を護って自分の身体を労わることに繋がるニャ。

　健康は日々の食事と過ごし方が影響するから、みんな自分を大切にして過ごして欲しいんだニャ。