5 減塩・塩抜きのあれこれ 2

猫のソルトが塩無し料理や、0.3%~0.7%で料理する方法や、減塩について飼い主に聞いた話を語るよ。

【 減塩・塩抜きのあれこれ 2】

前回に紹介した減塩・塩抜きの方法は2つ

1つ目は、減塩しょう油・塩などの調味料を使って食事の塩分摂取量を減らすやり方。

2つ目は、無塩食品を取り入れることニャ。


3つ目は、

 今使っているレトルトなどの調味料を半分使う、初歩的なやり方ニャ。

 気に入ったレトルト調味料を半分にして薄めて使う。舌の味蕾をだますやり方ニャ。表はある程度濃い味、中身は薄味。少し難しいけれど、最初から薄くは挫折を招くので、全体の使用量を少なくして減塩を段階的に進めるやり方ニャ。

 ソルトのご主人様は、レトルト調味料を半分にした後、その1/3を水で薄めて使うニャ。最後の仕上げの時に残りの2/3をお好みで入れていくニャ。要は、この2/3の量を少しずつ減らして薄味になれていく感じニャ。

4つ目は、

 香辛料など他の調味料を使うやり方ニャ。刺激的で風味豊かな香辛料は塩味と同様に舌へのアプローチが大きい食材。中華料理で例を挙げれば、強烈な痺れをもたらす花椒(フォアジャオ)や八角など。インドに至っては、ターメリック、クミン、シナモンなどなど。香りや様々な刺激をもたらす香辛料は種類が多く、工夫して使い分けることで通常の味付けに風味を増すこともできるニャ。

 舌の味蕾から送られる味覚の幅と奥行きを広げることで、薄味と感じ難くなるんだニャ。

 昔、友達がインドの料理は全部カレー味かと勘違いしていたけど、香辛料を多く使い分ける国は、いろいろな組み合わせで飽きる事の無い味付けをしているニャ。今はネット検索でいろいろな料理のレシピを見ることができるのもお勧めだニャ。

 ちなみに、クローブやクコの実は甘味があるから、砂糖も控えられる利点もあるニャ。他にローズマリーや月桂樹(ローリエ)の葉は有名だけど、オレガノやタイムは香りが良くてトマト料理に合うので、煮込み料理に臭み消しや深みを出すために入れてみると、今までと少し変わったスープになるニャ。

5つ目は、

お酢を使うやり方ニャ。

 お酢を使った料理で脳を満足させる方法ニャ。脂っこいものを食べたい時に酢の物を食べると、欲求が抑えられて脳を騙すことが出来るニャ。よくダイエットの人がやってるのをみかけるニャ。

 でも、お酢をお酢のまま使うだけじゃないニャ!

 お酢が製造される過程は、お酒を造って発酵させるところから始まるニャ。もともとが穀物や果物をアルコール発酵させて作ったお酒に種酢を加えて酢酸発酵させたものがお酢になるニャ。

 だから、あのツーンとするすっぱい酢酸成分が目立っているだけで、うま味や風味が隠れているんだニャ。そして、その旨味を引き出すのは熱を入れること。

 鶏もも肉をお酢で煮込んだり、めんつゆをちょい足ししてお酢と煮込むやり方は、日本でもお馴染みのやり方ニャ。酢豚や酸酸辣湯とかもお酢の領域を上手く使ったやり方ニャ。


 でも、だからこそ知っておいて欲しいのが、酢酸を完全に飛ばして酢の性質と隠れた味や風味を引き出すやり方ニャ。

 イタリア料理もビネガーやバルサミコ酢を良く使う料理だけど、少し面白いのはビネガーのツンツンする成分(酢酸成分)を煮詰めることで分解させて旨味に変えてしまうのニャ。

 しかも、最初にお肉にビネガーを振りかけるから、煮込んでいるうちにお肉が柔らかくなる。その後に白ワインを入れて煮詰めることによって、アルコールが揮発して風味良い旨味に変化する時に、先に入れたビネガーの煮詰まった風味と結びついて奥行きの深い出汁のような働きをするニャ。

 だから、最後に入れたトマトの酸味や旨味と相性が良く、塩を使わなくてもその技術だけで美味しく食べられるのニャ。

 試してみたい人は、カチャトラーの作り方を載せているからそれを参考にすると良いニャ。見たい人はリンクを貼っとくニャ。下線をクリックニャ!


 ここまで書いて、言えることは『減塩・無塩料理は味気なくて不味い』は昔の減塩方法ニャ。今はネット検索でいろいろな調理技術を検索できるニャ。

 あきらめないでチャレンジしてみて欲しいニャ。自分の食生活を彩る方法があることを多くの方に知ってもらいたいニャ。

 投稿は少しずつ更新して、レシピを増やしていくから待っててニャ!

 


  • 豆知識の他に、一つまみくらいの少ない塩を使った料理が目標。
  • 塩分濃度は塩分濃度計で 0.3 0.5 多くて0.7 くらいを目指すよ。
  • 基礎疾患、持病などで、お医者さんに食事指導・食事の注意点を言われている方はお医者さんに相談してその指示に従ってください。
  • いろいろなやり方を載せていきますが、合わない人もいます。
  • 情報として効果・効能・薬効などを記載しますが、それらをお約束するものではありません。体質は一人ひとり違うので、結果も自ずと変わってきます。

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