3 塩抜き方法 干物🌻

猫のソルトが塩無し料理や、0.3%~0.7%で料理する方法や、減塩について飼い主に聞いた話を語るよ。

【 塩抜き方法 干物 】

 干物は塩分が多い食べ物、夏は特に濃く感じる。

 旅行先のある干物屋さんに塩分について聞いたところ、干物の塩加減はその時の気候に合わせて若干の塩分濃度を変えているニャ。

 ご主人様のオトヤンは、高齢で高血圧なのに濃い味大好きで干物や魚好き。食卓に出さないという選択肢は可哀想って考えて、塩分を抜く方法を探したり聞きこんでみた。

『みんなで食べるという気持ち』を分かち合う。これはとても大切なことニャ。

 今回の干物の塩抜きは、漁師の奥さんや料理人さんも良くやっている方法で、しかも、臭みが消えて美味しくなる上にふっくら仕上がり減塩される特典付き。その上、皆が同じ干物を食べられる。

 但し、厳密な食事制限をしている方にはおすすめできません。一回塩抜きした魚を塩分濃度計で測定するなどして、お医者さんに相談するとかしてニャ。腎臓は大切な大切な臓器ニャのだ!


塩抜き方法 アジ1~2枚分

必要なもの深型バット(四角い深底の蓋つきバット。タッパーは生臭くなるよ)
日本酒・・・大さじ1
本みりん・・・大さじ2
水・・・500cc
干物(アジ)・・・2枚
これらの分量は割合なので、バットが大きすぎたりしたら、水と酒とみりんを追加して、干物がひたひたに浸かる感じにしてね。
塩抜き方法① 深型バットに、水・日本酒・本みりんを入れて良く混ぜる
② ①の溶液にアジ(冷凍でも生でもOK)を入れる
③ 上からキッチンペーパーをかぶせてから蓋をする。
④ 冷蔵庫で1時間~2時間、寝かせる。時間が長いと良く塩が抜ける
焼き方身が柔らかくなっているので、崩れないように焼く。
両面グリルだと楽ちんだけど、ひっくり返す時はフライ返しと菜箸を使うとやりやすいニャ!
酒とみりんと塩の浸透圧を利用したやり方ニャ


 干物の塩味が抜けて、日本酒と本みりんの旨味が入り込むから、減塩を必要としない人でも美味しく食べられる逸品に早変わり。このひと手間が美味しく食べる方法が塩抜きの方法だったりする。

 ここで注意点は、料理酒やみりん風などの調味料は1章でやったように塩が入っている場合があるので、塩抜きを目的としている場は日本酒と本みりんを使って欲しいニャ。

 日本には古漬けや塩漬けした物を塩抜きして料理に使う習慣があるけど、今回紹介したやり方は、浸透圧を利用して塩味を抜いた代わりに旨味成分が入るやり方ニャ。

 ご主人様が試したところ、冷凍干物を2時間半以上浸けると、焼くと形がグズグズになるらしい、魚によっては塩抜き時間が長いと焼いた時に原型を留めないこともあるから気を付けてニャ!

 


  • 豆知識の他に、一つまみくらいの少ない塩を使った料理が目標。
  • 塩分濃度は塩分濃度計で 0.3 0.5 多くて0.7 くらいを目指すよ。
  • 基礎疾患、持病などで、お医者さんに食事指導・食事の注意点を言われている方はお医者さんに相談してその指示に従ってください。
  • いろいろなやり方を載せていきますが、合わない人もいます。
  • 情報として効果・効能・薬効などを記載しますが、それらをお約束するものではありません。体質は一人ひとり違うので、結果も自ずと変わってきます。

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