6 自分にベストな腸活を見つけよう!

ハムスターのハムっちが、飼い主の腸活の独り言を勉強して紹介しているよ。

【 自分にベストな腸活を見つけよう!】

 『腸活』と言っても、何をすれば良いのか?と考えてしまうけど。分かりやすく説明すると・・・

お花畑を作る時、皆は何をする?

 日の当たる場所を探してから、土を耕し肥料を撒いて種を植えて水をやったりと、甲斐甲斐しくお世話をするよね。

腸活も同じなんだ!

 種となる乳酸菌に、育つための水分肥料(餌)となる食べ物十分な睡眠が必要になるんだよ。もちろん、規則正しい生活や運動ができればもっと良いけどね。

 ここで着目するのが、乳酸菌の種類餌となる食べ物なんだ。乳酸菌自体は自分の体に合ったものを選ぶか、自分の目的に合わせたものを選んで試してみよう。合うかどうかは、2~3週間ほど食べ続けてみると調子が良くなる経過でわかるよ。

 但し、現在の腸の状態がブラック企業のような劣悪状態だった場合、人によっては食べただけで吐き気やお腹が痛くなったり、その時の体調とかで身体が反応を起こすこともあるから、少ない量から始めてみて。

 もう一つ、伝えておきたい大切な事。たまに乳酸菌の媒体となっている乳製品が体質的に合わない人もいるから、自分の体質を良く見極めて。今後、乳製品が合わない人ように他のやり方も紹介していくから安心してね。

 自分の腸活目的が『免疫力UP!』『便秘改善』『中性脂肪へのアプローチ』『血圧改善』『糖尿病改善や予防』なのか、乳酸菌には沢山の種類がある。良くスーパーで売っていてヨーグルトに機能的なものを謳っているもので、生きたまま腸に届く乳酸菌などは特定保健用食品 (トクホ)でお馴染みの種類。

 最近はトクホじゃなくても、凄いヨーグルトが出ているよね。是非、自分の目的にあった乳酸菌を見つけてね!


【腸活にはいろいろな方法があるよ】

【外部刺激】

 腸活にはマッサージ、ヨガ、太極拳、運動などといった外部刺激の方法と、断食や食べ物を活用して体内からアプローチする方法があるんだ。

例えば、便秘の時にお腹を『の』の字を書くように押す。これは腸を刺激する方法。背中のに手を回して掌で触れる腰までの領域を指圧していく方法も、腸と腸を取り巻く神経系を刺激する方法。

 太極拳では、頭と足を動かさず腰を前→右→後ろ→左→前と腰だけを右回り、その逆の左回りと同じ回数回していく方法。静かな動きでは、少し足を開いて立って、膝をおらないようにゆっくり前屈して手で足首を持つ方法。ゆっくりした運動によって体勢を変えて体内にアプローチする方法。気としても良く考えられているんだ。

 運動では、代謝も自然と良くなるし、行う運動によって効果もそれぞれ。

【発酵食品を摂取する方法】

 体内からのアプローチとして、発酵食品による腸活は取り入れやすい身近な方法。発酵に伴う菌の活躍が腸内環境を改善に導く助けになっている。そして発酵食品の代表的な物が、ヨーグルトや納豆、味噌、醤油、酢、チーズ、漬物、日本酒、ビール、ワインといったお馴染みの食品なんだ。

 こういった菌が作用して発酵している食品を取り入れるのも良いけど、補足したいのが菌の活動を手助けする食べ物を摂取すること。そして、その食べ物の効能にも気を配れれば、相乗効果で良くなっていくんだ。

 かなり前の健康法で一日5種類の発酵食品を摂ると良いと言われて、納豆と味噌と醤油と・・・なんて数えて摂取した方も居るんじゃないかな?日本の風土はとても発酵に適しているから、沢山の発酵食品が日常にあふれているし、世界中の見知った発酵食品があるわけだから、意識しなくても3つくらいは摂取出来ているんじゃないかなと思う。

 そして、発酵食品とにも入っているが、酵素も取り入れて欲しい。人間には代謝酵素・消化酵素・食物酵素というものがあるのだけど、歳と共に減ってしまう。だから節約しながら使いたいところ。でもいろんな美味しい食べ物には消化酵素を沢山使っちゃう。もし、生の酵素を食事から摂り入れたら、その酵素は消化酵素として使われて代謝酵素を節約できる。生の酵素は生野菜や果物から摂ることができる。

酵素は熱に弱い。だから、生サラダや果物、ナッツ、で地道に摂っていくのと、熱を発生させ難いスロージューサーなどで作るスムージーなどでも摂取可能だ。

*詳しくは野菜編に書くよ!

【睡眠を確保する】

 腸活の必要性を感じるような不調がある場合、7時間前後の睡眠確保が出来ていなかったり、インスタント類や偏食といった食の偏りが不調を招いていることもある。暴飲暴食・不規則な生活は腸活を進める上でも、大きな改革を強いられる部分なんだ。

 特に睡眠は加齢と共に必要睡眠時間が少なくなっている傾向があるらしく、ノンレム睡眠のレム睡眠の移り変わりなどの睡眠の質について、10歳以下は8時間以上・25歳が7時間以上・45歳が6.5時間・65歳が6時間くらいの睡眠が必要と厚生労働省が2014年に発表しているんだ。

 そして、いろいろな研究機関で睡眠の研究がされ、今では代謝や自律神経などへの影響も発表されている。

 睡眠の質を上げ自分に合った時間の睡眠をとると、タンパク質の合成や成長ホルモン分泌で筋肉が形成されるから基礎代謝が向上していく。睡眠時に体内で生み出され調整される機能が円滑に働く。

 逆に睡眠が短いと、徹夜明けのような疲れが残り蓄積していく。自律神経のバランスが崩れて、心や食欲の調整をするバランサーの働きの幸福脳内物質『セロトニン』や食欲を抑制する『レプチン』というホルモンなどの生成が少なくなってしまうから、過食になったり情緒不安になったりしてしまう。

 ここで大切なのは、自分の代謝や体のリセットに必要な睡眠時間をとっているかってことだよ。

 自分の身体と向き合った結果が成果を生むってことを忘れないで。

*セロトニンについては、他で詳しく書くよ。


 実は人間と菌の共存は大昔から行われていて、共存共生の関係。体の中の菌だけではなく、料理の中にも発酵という手段で菌はいるけど、やっぱり取り入れた先の体内でどう変化を起こせるか?そして、自分の体質には何が適しているのかがポイントになってくるよ。

 無駄なく有効に菌を活用する為にも、どんな腸活が合っているか考えてね。

 菌だけじゃなくて、他の食べ物も睡眠もとっても大切なんだ。


  • 腸活や豆知識の情報や、料理などを紹介するのを目標。
  • 日々の暮らしの中で、チャレンジできるような腸活を目指すよ。
  • 基礎疾患、持病などで、お医者さんに食事指導・食事の注意点を言われている方はお医者さんに相談してその指示に従ってください。
  • いろいろなやり方を載せていきますが、合わない人もいます。
  • 情報として効果・効能・薬効などを記載しますが、それらをお約束するものではありません。体質は一人ひとり違うので、結果も自ずと変わってきます。

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