9 無塩 どうやる? ボローニャソース編

猫のソルトが塩無し料理や、0.3%~0.7%で料理する方法や、減塩について飼い主に聞いた話を語るよ。

【無塩 どうやる?ボローニャソース編】

 実際に無塩料理を作るってどこでしたら良いの?って思うニャ。そう言ったら、ご主人様が具体的にぶっちゃけ話をしてくれたニャ。


 ボローニャソースを無塩で作るポイント!

まずは手順ニャ!

通常のやり方は

野菜を切る→野菜を炒める→塩で水分を出す→お肉を入れて炒める→赤ワインを入れる→アルコールを飛ばす→ローリエを入れる→トマトを入れる→15分煮込む→仕上げに塩・胡椒で整える→ローリエを取る

食べた時の味をあまり変えずに無塩にする場合は・・・

野菜を切る→野菜を炒める→お肉を入れて炒める→赤ワインを入れる→アルコールを飛ばす→ローリエを入れる→トマトを入れる→10分煮込む→本みりんを入れる→5分~8分煮込む→ローリエを取る

違いは分かったかニャ?みじん切りした野菜を炒める時の水分出しの塩をしないことと、最後の味を調える塩をしないことニャ。「塩無しじゃ味がしないニャ!!」って抗議があるかもしれないけれど、塩の代わりに隠し味を使うニャ。

詳しくは下の図に注目ニャ!

ポイント!

黒猫ソルトのいる場所が、塩を使う場所だけど、無塩でも十分に美味しく作れるポイントがあるニャ。

最大のポイントは白文字の隠し味。だけど、本みりんを使うまでにコツがあるんだニャ。

ここではざっくばらんに説明しているけど、投稿に詳しい作り方を載せてるニャ!

*下線リンクからか、画像からレシピに飛べるニャ!

1つ1つの工程をちゃんと仕上げていくのがコツで、ニンニクや玉ねぎといったものは炒めると『臭い』が『匂い』に変わる。

お肉もしっかり炒めて、生の色が無い状態になってから、次のワインを入れる。こうした次の工程に行くための約束をしっかり守ると、旨味になっていくニャ!

【本みりんを上手に使う】

通常、本みりんは煮物のなどの『照り・艶出し』『コク出し』『味をまとめる、まろみ』『煮崩れ防止』『味が染み込みやすいンでも同じ。でも、ちょっとしたプラスの効果があるニャ。

プラス効果は、酸味を和らげる。例えば、カレーをルーから作って酸味がきつくなった時や、イタリアンのトマトソースが酸味がきつく上手くまとまらなかった時など、本みりんを少し入れるだけで酸味が抜けてマイルドな味になるニャ。

本みりん、みりん全般に言えることだけど、糖度は少し高め。だから、砂糖をその分だけ差し引きして使うこともできるニャ。もちろん、みりん風調味料を使えば、糖度を抑えることも可能。但し、そこには数%の塩分が入ってくることを忘れちゃダメニャ。


もし、無塩でボローニャソースを作って塩味が欲しくなったら、塩を使わないで粉チーズを使うようにするニャ。

粉チーズは、『イタリアチーズの王様』と呼ばれている『パルミジャーノレジャーノ』というチーズをベースに日本で作られた『パルメザンチーズ』と言われているものと、ポークピカタで説明したニャ。

とにかく、『パルミジャーノレジャーノ』が結構な塩分を持っているから、日本人にアレンジされた『パルメザンチーズ』も塩味をしっかり堪能できる訳ニャ。

そこを踏まえれば、粉チーズによって塩味をプラス出来る。そして、塩分を計算しやすい利点があるニャ。使う分の量が分かっていれば、それにどれだけの塩分が入っているかは、成分表の塩分を見れば粉チーズ何グラムに対して食塩何グラムと書いてあるからニャ。

ちなみに、塩分0のうどんをボローニャソースで食べると、昔懐かしの給食風ミートうどんが出来上がるニャ!

余分に塩を摂らない工夫は他にもまだまだあるから、待っててほしいニャ。


  • 豆知識の他に、一つまみくらいの少ない塩を使った料理が目標。
  • 塩分濃度は塩分濃度計で 0.3 0.5 多くて0.7 くらいを目指すよ。
  • 基礎疾患、持病などで、お医者さんに食事指導・食事の注意点を言われている方はお医者さんに相談してその指示に従ってください。
  • いろいろなやり方を載せていきますが、合わない人もいます。
  • 情報として効果・効能・薬効などを記載しますが、それらをお約束するものではありません。体質は一人ひとり違うので、結果も自ずと変わってきます。

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