2 腸内環境が良くなることの凄さ

ハムスターのハムっちが、飼い主の腸活の独り言を勉強して紹介しているよ。

【 腸内環境が良くなることの凄さ 】

 ハムっちのご主人様が言うにはね・・・

 腸の中には善玉菌(20%)・日和見菌(70%)・悪玉菌(10%)が住んでいて、腸の環境によって日和見菌が優勢な方に味方しちゃうんだって。

 ここで大切なのは、善玉菌の方が優勢だと、70%の日和見菌が味方してくれる、それは腸が健康になって快適になるってこと。

 でも、逆も言えるんだ。悪玉菌が優勢になって日和見菌が味方に付いた腸は劣悪環境状態。ストレスや偏食、生活リズムが乱れていたり寝不足とかだと腸内にとって悪い状態になるんだ。

 でも、中を簡単に覗くことのできない腸内の状態を「良い」「悪い」と説明されても、あまりピンと来ないよね。

 この間、ご主人様が電話で連想しやすいように説明していたから書くね。


 腸内環境の説明って難しいよねぇ。でも想像してみて?

君が旅行に行ったとする。旅行先でちゃんとした対応をしてくれない宿泊先が何泊もあったら、満足できる?

 汚れた旅館やホテル。床がカビだらけの洗い場に生温い温泉。何か出そうな湿っぽい臭い客室。料理は冷え冷えで、美味しく頂けない。従業員の態度も悪くてお願いしたこともやってくれない。掃除ができていない。

 こんな感じがずっと続いたらゲンナリ。不満と怒りでストレスがたまるよね。今の説明で「滅茶苦茶いやだ!!」って思ったら、その感覚はとても大切。

 だって、今言った想像した話はお腹の中で起こっていることだから。良い従業員=善玉菌、悪い従業員=悪玉菌、強い派閥に巻かれる子分従業員=日和見菌だからね。

 私たちはホテルや旅館を運営するオーナーみたいなもの。そのオーナーが日々の材料調達や従業員の仕事をしっかり管理できなければ、悪い従業員が幅を利かせて劣悪な経営で不健康になるの。強い派閥に巻かれる子分が悪い環境を加速させるからね。

 毎日食べる食事の内容が腸内環境を作るから、暴飲暴食や肉だけに偏れば、腸には臭いガスが溜まるし、腸内の運動が鈍くなったり、便が腸に停滞し続ければ、炎症や病気も起こりやすくなるってこと。それは悪玉菌が幅を利かせていて、劣悪環境になっていく状態なのよ。放置しておくと、身体からのクレームとして、便秘や下痢といった結果を受ける羽目になるの。

 だから、オーナーとして良い従業員を育てて、最高のホテルや旅館経営を目指すのは、身体のためでもあるし自分のためでもある。如いては、家族のためでもあるんだよ。

 


 こんな説明をして相手を笑わしていたっけ。

 まとめるとね・・・

 腸には腸内細菌叢(ちょうないさいきんそう)といって微生物群が集まっているんだ。それがお花畑のように見えることから腸内フローラと言われていて、腸内フローラは個々の腸内細菌が花のように集落を形成していて、食べ物はその腸内細菌のエネルギー源になるってこと。

 だから、肉ばかりに偏れば、動物性たんぱく質を好む悪玉菌が働いて、便やオナラの悪臭の元を作ってしまうわけ。腸のせん動運動を弱らせて便秘や下痢といった弊害を生み出すし、何より怖いのは、悪玉菌が発がん性のあるものを生成してしまうこと。

 腸の中に住んでいる微生物は、ある意味 素直に反応する。だからこそ、食べた結果がそこにあるってご主人様は言うんだ。

 僕も聞いた時には、お腹を押さえて「僕のお腹に良い従業員さんいるかな?」って慌てたんだ。ご主人様は笑いながら「君は大丈夫だね。」って言ってくれたけど、なんで大丈夫って言われたかは、また今度書くね。


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