ここ数日、何処でメール番号が情報漏洩したのか、私のところにAmazonプライム会員を狙った、質の悪いフィッシングメールが届く。
『【amazon】お支払方法に問題があり、プライム特典をご利用いただけない状況です。』
件名にこの様な題目が入った通達メールが来たら、誰でも焦るだろう。しかも、内容が
の時期でもないのに、できないとか適当な理由が多いが、人を煽って焦らせる手口は今も昔も同じだ。
『24時間以内にご確認をしてください。メール内の「会員管理ページで確認」ボタンを押して、アカウント更新しないと、まことに申し訳ありませんがAmazonアカウントを削除します。』
どう見ても詐欺だろう。
普通、大企業が一個人に『至急・24時間以内・削除』なんて脅しの入ったメールを送り付けてくる筈も無い。逆に、”24時間以内”と急かすところが”詐欺です”と言わしめている。
こんなメールはポイ捨てで良い。この間もLINEに宅急便を装ったなりすましメールが入っていた。
だが、今日は少し違う行動をとってしまった。
Amazonのカスタマーサービスへ報告しようと、あれこれメールの中の状況を確認していた時に、誤ってメールに付いていたボタンが作動してしまったのだ。
「うぎゃ!」と思いつつも、即座に開かれたサイトを閉じて接続も切った。たとえ開いたとしても何もしないで閉じる事が一番だと知っていても、焦るは焦る。ウィルスやフィッシング対策として、盗まれたくない情報にはそれ用のソフトを使ってロックをかけているが、それでもあまり良い気はしない。
慣れないことはしない方が良いのだなと思いつつも、ここに来る方へ注意喚起はしておきたい。世知辛い世の中になったものである。
悪銭身に付かず というが、人の不幸の上に成り立ったものなどで、自分が本当の意味で豊かになれる筈もない。
どんなに一生懸命、ウィルス対策をしても、人の心に巣食ったウィルスのような悪意ある行動を止める術はない。
