マリネ風のキャロットロペを作るニャ。
【材料】
ニンジン 1~2本
レーズン 大さじ3
レモン汁 大さじ2
お酢 大さじ2
希少糖 小さじ1/2
EXオリーブ油 大さじ1
![](https://mysyoku.jp/wp-content/uploads/2022/12/img_3594.jpg?w=480)
*お酢はミ〇カン酢、もしくはビネガーで、糖質の入っていないお酢を使うニャ。
*希少糖は、低糖のお砂糖。無かったら、他のお砂糖かハチミツでも大丈夫。小さじ1/2の少なさだから、そこを守ればOKニャ。
【作り方】
![](https://mysyoku.jp/wp-content/uploads/2022/12/img_3572.jpg?w=480)
① ニンジンを良く洗ってヘタと先っぽを切り落とし半分に切って、皮ごとスライサーで細千切りを作っていくニャ。
手で切る時は薄く細くを意識して切ると、細かい千切りが出来るニャ。
栄養がある皮を食べない手はないニャ!お酢でしんなりなってしまうから、キレイに洗って切るニャ!
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② 甘さになるレーズンの量は大さじ3くらい。タッパーにはいる分量は写真の通りニャ。
*腸の働き悪い方や腸の一部が狭い方は、細かく刻んでから入れてニャ。雑菌が入らないようにキレイな乾いたまな板で刻むか、キッチンバサミで細かく切るニャ。
レーズンは不溶性と水溶性の食物繊維をバランスよく持っている食べ物ニャ。食物繊維やポリフェノールだけじゃなく、鉄分やカリウムも豊富なので、ぜひとも食べてもらいたい食材ニャ。
ただし、ブドウ糖が多いので糖尿の方は気をつけるニャ。今回はニンジンの量が多いので、盛り付け時にレーズンを少なく入れると良いニャ!
![](https://mysyoku.jp/wp-content/uploads/2022/12/img_3586.jpg?w=480)
③ ボールにお酢・レモン汁・お砂糖・EXオリーブ油・レーズンを混ぜ合わせた調味液を作って、スプーンで良くかき混ぜるニャ。
ドレッシングのようにオイルとお酢が混ざったら、調味液の出来上がりニャ。
写真はズボラなご主人様がタッパーに直接やっているけど、混ぜ合わせやすいボールで作るのを勧めるニャ。
![](https://mysyoku.jp/wp-content/uploads/2022/12/img_3589-1.jpg?w=480)
④ 千切りのニンジンを入れて混ぜ合わせていく。
ある程度混ざったら、タッパーの蓋を閉めてフリフリと振ってみると、まんべんなく調味液がニンジンに合わさるニャ。
⑤ 冷蔵庫で2~3時間寝かせれば、酸っぱめの香り豊かなハリハリしたキャロットロペが食べれるニャ。
次の日あたりに食べてみると酸味が落ち着いた柔らかいキャロットロペが食べれるニャ。
個々の目的用途の材料
今回の材料 | 性質 | 五味 | 帰経 |
ニンジン | 平 | 甘 | 肝・脾・肺 |
レーズン | 平 | 甘・酸 | 肺・脾・腎 |
レモン | 平 | 酸 | 肺・胃 |
酢 | 温 | 酸・苦 | 肝臓・胃 |
胡椒 | 熱 | 辛 | 大腸・胃 |
EXオリーブオイル | 平 | 甘・酸 | 肺・胃 |
今回の材料 | 情報の紹介 |
オリーブオイル | 抗酸化作用のあるオレイン酸が多く、活性酸素の攻撃を抑制。 血液中の悪玉コレステロールを減らすので、動脈硬化の予防になる。 乾燥肌の改善や皮膚の化膿を抑制する作用がある。 手荒れ、擦り傷、火傷にも使うことがある。 様々な粘膜の乾燥を防ぎ潤いを与える。 腸内環境を整え、蠕動運動を促し、硬い便を柔らかくし便秘改善。 口臭予防などなど。 薬膳的には、五臓の肺が弱ると五体の皮膚が白っぽくなったり、乾燥 しやすくなるため、大根、れんこんや梨などで補うものを摂ろうと考 えるが、オリーブオイルには、肺に籠った熱を下げて潤いを持たせる 作用もある。 植物油の中で酸化し難い性質のため、揚げ物は胃もたれしづらいし、 保管処理を行えば、繰り返し使える経済的で健康的なオイル。 *ポイント* オリーブオイルには大きく分けて2種類ある。 エキストラバージンオイル。 通称:EXオリーブオイル 一番搾りのオイルで生食用です。 サラダのドレッシングやソースづくりに使用。 発煙点が170度と低め。 ピュアオリーブオイル。オリーブポーマスオイル。 通称:Pオリーブオイル 一番搾りを搾った後で搾るオイル。高温調理に適した食用油。 揚げ物や炒め物などに使用。 発煙点が200度と高め。発煙点を超えると火がつくので気をつける。 上記を踏まえて、このサイトでは両方のオリーブオイルを使っている。 |
ニンジン | 旬:千葉県5~7月・11~3月(セリ科ニンジン属) 旬については、出荷量の多い千葉を載せたが、日本は南北に長いので 埼玉県は11~2月、徳島県は3~5月、北海道県は7~11月、 青森県は7~8月と10~11月と一年を通しての供給がある。 緑黄色野菜でβ‐カロテンが豊富。目の働きやを高めて、粘膜の保護や 皮膚には美肌効果がある。 β-カロテンは油と一緒に摂取することで吸収率がアップする。 クマリンと呼ばれるポリフェノールで抗酸化作用動脈硬化や 生活習慣病の予防効果がある。血流促進効果があるので、 カリウムで塩分を出して血管疾患の予防効果と合わせて、むくみを 改善する作用が強くなる。 食物繊維で、整腸作用が望めます。 ビタミンC、カルシウム、鉄やビタミンB群などの栄養も含んでいる。 |
レーズン | 旬:ぶどうは夏~秋(ブドウ科ブドウ属) ブドウを乾燥させたもので、その一粒に含まれた栄養と果糖・ブドウ糖 は砂糖よりも吸収されやすいエネルギー減。 レーズンに含まれている栄養素は、果糖・ブドウ糖の他にカリウムや 鉄分が入っている。 そして、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維が 驚くことに、カリウムはブドウの5倍を含んでいる。 塩分を出してむくみ防止や、夏バテ予防になる。血管疾患の予防など カリウムの身体への働きは大きい。 不足しがちな鉄分も含んでいるため、鉄分不足が引き起こす原因の だるさや疲れ、息切れなどの症状も緩和される。 手軽に鉄分補給できる食べ物。 水溶性食物繊維は腸内で善玉菌の餌となって環境を整え、 不溶性食物繊維で、腸の働きを刺激してくれるので、 便秘改善、整腸作用が望めます。 ドライフルーツなので、腸の働き悪い方や腸の一部が狭い方は 食べ方に工夫を。 細かく刻んでから料理に使ったり、ふやかせてから使う。 |
レモン | 旬:10月~3月(ミカン科ミカン属) クエン酸が豊富で疲労回復や食欲増進効果がある。 ビタミンCが豊富で抗酸化作用が高い。 ビタミンPもあり、動脈硬化を予防。 他にも組み合わせでこんな効果が・・・ レモンのクエン酸が、亜鉛の吸収をアップさせる。 レモンのビタミンCが、鉄の吸収をアップさせる。 レモンのクエン酸が、マグネシウムの吸収をアップさせる。 |
【今回の目的】
今回は、クエン酸とビタミンCが豊富なレモンとべβ-カロテンが豊富なニンジン、カリウムと鉄分、水溶性・不溶性の食物繊維が豊富なレーズンの組み合わせ。
それにオリーブオイルでマリネすることによって、抗酸化作用やの3つを乗算させたところにレーズンの鉄分補給とカリウムの体内調整の組み合わせだニャ。そこに、レモンのクエン酸の疲労回復効果とβ-カロテンの吸収をアップさせる効果も狙ったニャ。
砂糖を使わない代わりに入れたレーズンは、水分で柔らかくなるけど、腸が心配の人は細かく刻んでから入れると、腸に負担がないニャ。
*レーズンを刻む時は、キレイな濡れていないまな板で切るか、キッチンバサミで細かく切って、雑菌が入らないようにすると長持ちするニャ。
ドレッシング風だけど、なんちゃってピクルスのようなマリネなので3日~5日で食べる常備前菜なのニャ。あくまでも前菜の1品。本題はこれに何を組み合わせるか?だニャ。
- 豆知識の他に、一つまみくらいの少ない塩を使った料理が目標。
- 塩分濃度は塩分濃度計で 0.3 0.5 多くて0.7 くらいを目指すよ。
- 基礎疾患、持病などで、お医者さんに食事指導・食事の注意点を言われている方はお医者さんに相談してその指示に従ってください。
- いろいろなやり方を載せていきますが、合わない人もいます。
- 情報として効果・効能・薬効などを記載しますが、それらをお約束するものではありません。体質は一人ひとり違うので、結果も自ずと変わってきます。