減塩・無塩で作るジャガイモペペロンチーノ

今回は、パスタソースの作り方を減塩、もしくは無塩で作る方法ニャ!

多く作ってアレンジして使うのも手間を省く一歩ニャ!

【材料 2~4人前】

材料2人分の場合4人分の場合
ジャガイモ(大)1個2個
ニンニク1片1片
一味唐辛子少々少々
ピュアオリーブ油大さじ2大さじ3
水(色止め用)40cc40cc
水(蒸し炒め用)40cc×2回分50cc×3回分
牛乳大さじ2大さじ3
胡椒少々少々

【仕込み処理】 見本写真は4人分です。

① ニンニクは半分に切って、根本の部分に切り込みをV字に入れて芽の部分を取り除くニャ。

*この部分がエグミになって変な雑味になるので、しっかり取るのがコツ。

写真は左手で写メを撮っているから不自然だけど、芽の部分を取る包丁の使い方ニャ。

② 半分にしたニンニクを、出来るだけ同じ大きさのみじん切りにする。

香りづけだけにしたい人は、スライスする。(写真の左の見本)

③ ジャガイモを洗って、ピーラーか包丁で皮を剥く。

半分に切ってから、半月になるように薄くスライス(だいたい1mmくらい)するニャ。

*この時に薄くスライスできると、炒めた時に火の通りが早くなるニャ!

包丁が無理な場合は、スライサーを使う方法もあるけど、怪我をしないように気を付けるニャ!

*ここで半月切りの解説ニャ!

③の写真まで薄くスライスしてくると、「切りづらいニャ~」とか「指を切らないように気を付けなきゃ」と緊張感が増すのを感じたら、焦らないで次の方法を取るニャ!

切っていた面を下にしてパタンと倒す。そして、切り口を包丁側に180°回転させる。

写真の通りになったかニャ?

今まで切っていた広い面が下になるから、安定して最後まで切れるニャ!

後は、分量を量って入れるようなものを用意しておくと慌てないですむニャ。

色止めの水40cc

一味唐辛子は写真の小さじの分量。(2人分は写真の半分くらいに)

蒸し炒め用の補填水は、4人分が50ccを3回分。

2人分だったら40ccを2回分。


【ジャガイモのペペロンチーノの調理】 見本写真は4人分です。

④ フライパンにオリーブ油とみじん切りにしたニンニクを入れて、ヘラで少しかき混ぜてニンニクとオリーブ油を馴染ませておくと、ニンニクが酸化しないニャ。(写真は馴染ませた状態)

*火は馴染ませてからつけるニャ。

⑤ 火は強火。不安なら中火でOK。

木べらで混ぜ合わせながら写真の図のような色になるまで炒めるニャ。

*コツはフライパンの真ん中が常に熱いという意識を持って、白いニンニクを真ん中へ移動させるニャ。

ニンニクを同じ大きさで切っていると火が均一に入るけど、写真の様にまばらだと、中間をとって写真ぐらいに色がついたら火を止めて次の工程に入るニャ。

⑥ スピード勝負ニャ!

40ccの色止め水をフライパンに入れると同時に火を点けて、フライパンを奥に手前に・・・奥に手前にと、小刻みに揺らすニャ!!

揺らしながら一味を入れるニャ。(難易度が高い場合は、⑧のジャガイモを入れる前に入れて欲しいニャ)

*火を点けたままできる人はそのまま水を入れて揺すって欲しいけど、この動作は油と水という相反するものを混ぜ合わせる『乳化』という作業ニャ。

それを油跳ねさせないようにするためのテクニック。

⑦ 白濁した状態で沸々と泡が出たら、乳化した状態なので、ここで火を止めて素早くジャガイモスライスを入れる。

*火を止めなくてもできる人はそのまま続けてやってみてニャ。

⑧ 乳化液がまだあるうちにジャガイモ投入!この時は強火。焦げるのが怖い人は中火でも大丈夫。

直ぐにジャガイモをフライパンいっぱいに広げておくニャ。

*今の生のジャガイモの色を覚えておくニャ。

*⑥で一味が入れられなかった時は、ジャガイモを入れる前に入れて混ぜとくニャ!

⑨ ジャガイモと乳化液を馴染ませるように炒める。

水分が蒸発し始めるので、少なくなったら蒸し炒め用の補填水の一回目を投入ニャ。

蒸発する気化熱でジャガイモに熱を通すので、焦げない程度に放置。適度にヘラでかき混ぜる。

ずっとかき混ぜてると、熱が逃げてジャガイモに火が入らない生煮えになるニャ。

⑩ フライパンの中の水分が少なくなったら、2回目の蒸し炒め用の補填水の投入ニャ。

4人分は3回くらいまでやってジャガイモが透き通る色味になるまで火を通す。

2人分は2回くらいまでやってジャガイモが透き通る色味になるまで火を通す。

*火が入ったか?の見極めは、ジャガイモを木べらで割ってみると分かるニャ。生はなかなか割れないから割れたら一つ食べてみると良いニャ。

スッと半分に割れたら、火が入った感じニャ。

⑪ ここで、コクを増すための牛乳を入れて、焦げ付かないように混ぜるニャ。

⑫ 水分が写真のような感じまで少なくなったら、焦がさないように木べらでジャガイモを半分に割っていきながらかき混ぜるニャ。

*ジャガイモのグルテンが少し粘りを引き出すかもしれないけど、根気よく混ぜて水分を飛ばすニャ。この作業がジャガイモに旨味を含ませるんだニャ。

⑬ 写真のように、ここまで水分を飛ばすと、牛乳の白さが抜けて本来のジャガイモの色味が出てくるニャ。

*ここまで蒸し炒めするとジャガイモがポクポクとして火が通っているニャ。

⑭ 最後に牛乳でマイルドになった味に、黒胡椒を適量振ってピリッとアクセントを入れるニャ。

*量が多い時は、この状態のものを少しタッパーに取り分けておくと、次の日にアレンジ2が作れるニャ!

麺の種類紹介
通常パスタの乾麺塩はパスタを作る時に入ってるニャ。
塩分ゼロうどん
塩分が気になる方に
ブランド:ばくばく 塩分ゼロうどん
ブランド:はりま製麺株式会社 無塩うどん
ブランド:シマダヤ 食塩ゼロ本うどん(スーパーに有り!)
ブランド:セブンイレブン 塩分0うどん
こんにゃくパスタ
糖質が気になる方に
ブランド:ZENB 細麵 ゼンブヌードル 糖質48%OFF
ブランド:春日屋 こんにゃくパスタ 糖質ゼロ 無添加
ブランド:ヨコオデイリーフーズ タリアテッレ
豆腐麺
ちょっと変わった麺
ブランド:優食 豆腐干

⑮ 麺と和えて完成させるニャ!

麺は塩分の入っていない物を用意するニャ。

1 麺を茹でる。

2 麺にEXオリーブオイルを小さじ1を和えておく。

3 ⑭の状態のフライパンに2のEXオリーブオイルを和えた麺を入れて、中で和えるニャ。

⑯ お皿に盛り付けて完成ニャ!

照明と撮影のテクニックが無くて、変な色合いに写してしまったようだニャ。

これにちょい足しするなら、黒胡椒を上から振りかけるとピリッと味がもっと引き締まるニャ。

もし、少しの塩分が大丈夫なら、

粉チーズと黒胡椒をかけて食べてみても美味しいニャ!


【残ったらアレンジだニャ!】

【味変レシピ1:カレー味のパスタ】

材料分量
残ったジャガイモパスタ2人分くらい
茹でたブロッコリー1房の半分
カレー粉(無塩の粉カレー)小さじ1
熱湯40cc
オリーブ油大さじ1
EXオリーブオイル小さじ2

⑰ ブロッコリーをレンチンか茹でておく。アスパラでもキノコでも代用可能。

フライパンにオリーブ油とブロッコリーを入れる。

この時、残ったジャガイモペペロンチーノもレンジで温めておくとスムーズにできるニャ。

⑱ 熱湯40ccにカレー粉を小さじ1を入れて良くかき混ぜる。

*カレー粉は入れすぎると粉っぽさが目立つので、小さじ1~2までで調整ニャ。多く入れる時は熱湯50ccで溶かすと溶けやすくなるニャ。

⑲ ブロッコリーを中火で炒め始めたら、⑱のカレー液を入れる。

⑳ 焦がさないように混ぜて沸々としたら、温めておいたジャガイモペペロンチーノを入れて、良くかき混ぜる。

*両手に菜箸か、ヘラと菜箸の組み合わせで持ち上げるように混ぜ合わせると混ぜ合わせが楽ニャ。

㉑ 全体にカレー液が混ざって水分が無くなったら、火を止めてEXオリーブオイルを入れて馴染ませる。


【味変レシピ2:トマトとアスパラで味変】

材料分量
ジャガイモペペロンチーノの具だけ
(⑭で取り分けしておいた物)
100~150g(レンチンして温めておく)
茹でたアスパラ
(冷凍アスパラ)
生なら3本分を茹で5cmくらいに切っておく
冷凍なら80gぐらい
プチトマト8個(半分に切っておく)
粉チーズ少々
オリーブ油小さじ2

㉒ フライパンにオリーブ油とアスパラを入れて、中火で軽く炒める。

㉓ 火を止めて、半分に切ったプチトマトと⑭で取り分けした具をレンジで温めてから入れる。

㉔ 火を中火にして、ヘラをプチトマトに押し付けながら潰して汁を出す。

㉕ トマトの汁が全体に絡んで、汁気が無くなってきたら、火を止める。

塩分無しはここで完成!

*黒胡椒をふっても美味しいニャ!

㉖ 塩分が少し許される場合は、粉チーズを少し振って、混ぜ合わせておく。

㉗ 写真の通りにできれば完成ニャ!


後日、栄養の考察を書くニャ!

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