塩無しでも美味しくイタリアンを食べたい方に!
イタリア料理は塩・オリーブ油・をよく使うイメージがあるけれど、工夫次第なのニャ。
ちょっとした隠し味で塩抜きで作れるニャ!今回はフレッシュトマトで写真のような、本場っぽい出来上がりニャ。
もしも、トマトの汁がいっぱいのミートソースっぽいものを作りたいなら、トマト缶を使うとそれに近い感じになるニャ。
しかも今回のボローニャソースは、たくさん作って冷凍保存可能だから楽できる!
このソースに塩は使っていないから、チーズをかけた時の塩分の計算がチーズの塩味だけで楽ニャ!
![](https://mysyoku.jp/wp-content/uploads/2023/04/img_4114.jpg?w=480)
【材料】
材料 | 分量(4人分) | 分量(8人分) | 処理の方法 |
---|---|---|---|
ひき肉 (合い挽き) | 300g 割合 牛7:豚3 | 600g~700g 割合 牛7:豚3 | ーーー |
玉ねぎ | 1/2個 | 大玉1個 | みじん切り |
ニンジン | 1/2個 | 1本 | みじん切り |
セロリ | 1/2個 | 1本 | みじん切り |
ニンニク | 1片 | 2片 | みじん切り |
Pオリーブ油 | 大さじ2 | 大さじ2 | ーーー |
トマト | 大玉1~2個 | 大玉2~3個 | 乱切り |
赤ワイン | 50cc | 100cc | アルコールを飛ばす |
乾燥ローリエ (乾燥月桂樹の葉) | 1枚 | 1枚 | 最後に取り出す |
本みりん | 小さじ1/2 | 小さじ1 | 良く馴染ませる |
![](https://mysyoku.jp/wp-content/uploads/2022/12/img_3602_yoko.jpg)
【仕込み処理】写真見本は8人分
全ての野菜はみじん切りにする。
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ニンニクの処理
ニンニクは皮をむいて、ヘタを切ったら半分に。
写真の左側のニンニクのように、真ん中に芽になる芯の部分があるので、それを切り込みを入れて取り除く。これがあるとエグミの元になるので、キレイに取るニャ。
今回は細かくみじん切りをするニャ。
もし、香りづけだけして食べない場合はスライスにしておくと楽ニャ。
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玉ねぎの処理
玉ねぎは皮をむいて、ヘタの茶色い根っこ部分をそぎ落としたら、半分に切ってみじん切りにするニャ。
この時、白い芯部分は取らずに残すニャ。ここには栄養がいっぱいあるのと、みじん切りが楽にできるニャ。これはブイヨンの一部と考えるニャ。
4人分なら1/2個、8人分なら1個やるニャ。
![](https://mysyoku.jp/wp-content/uploads/2023/04/img_4126.jpg?w=480)
セロリの処理
セロリは縦に繊維が走っているニャ。これはみじん切りにする前に、細い棒をいっぱい作らないとみじん切りにならないニャ。最初は繊維に沿って、細くスライス。厚みがあるならそれも半分にスライス。長いスティックに全部がなったら、それを繊維を分断するように細かくみじん切りにするニャ。
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ニンジンの処理1
ニンジンのような形のものをみじん切りにするには、何工程か必要ニャ。
先ず、スライスされたニンジンを作るニャ。この時のポイントは指を切らないように、足場を安定させること。写真のニンジンの下の部分が平らになっているニャ。まな板と密着するように何枚か薄くスライスをして、平らになった部分をまな板に合わせると、ニンジンが安定してやりやすいニャ。
最後の方で切り難くなったら平たい方をまな板に合わせて切りやすくするニャ。そうやって最後まで安全に切るニャ。
![](https://mysyoku.jp/wp-content/uploads/2023/04/img_4130.jpg?w=480)
ニンジンの処理2
全部スライスしたら、今度は千切りにするニャ。
板状になったニンジンを片っ端しからスライスして千切りを作るニャ。大きな板も、半分の板も、棒になるように切っていくニャ。
気を付けることは、重ね切りをすると、包丁の刃先が滑りやすく、指を切るかもしれないから十分気を付けてニャ。
![](https://mysyoku.jp/wp-content/uploads/2023/04/img_4132.jpg?w=480)
ニンジン処理3
全部千切りにしたら、スティック状にしたニンジンを細かくみじん切りにしていくニャ。
慣れないうちは、少量ずつ。多い量を押さえようとすると、押さえている指の位置を安全な状態にしておかないと切ってしまうので気を付けるニャ。
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トマトの処理
トマトは良く洗って、半分に切ってヘタの部分をV型に切り込みを入れて取り除くニャ。
1個のトマトを8等分のくし形に切り分ける。くし型を3等分くらいに切り分けてボールに。
4人分なら大玉2個、8人分なら大玉4個やるニャ。
トマトは良く熟れたトマトの方が美味しいニャ!
【ボローニャソース 深底の大きなフライパン】写真見本は8人分
![](https://mysyoku.jp/wp-content/uploads/2023/01/img_3746.jpg?w=480)
① オリーブ油大さじ2杯とニンニクのみじん切りを深底のフライパンに入れ中火(IHは4)で炒めていく。
*均一なみじん切りだと、熱の伝わり方が同じで調理しやすいニャ。
![](https://mysyoku.jp/wp-content/uploads/2023/01/img_3747.jpg?w=480)
② 薄っすらとニンニクに色味がついてきたら、火が通った証拠。直ぐに火を止めて③番をやるニャ。
*ニンニクは生の時の臭いと、火が通った時の匂いは違うよ。生の時は、ツンツンしたエグミ系のきつい臭い。火が通ってくると、食欲をそそるような心地よい香りになるんだニャ。
写真の状態は、良い香りになるまで炒めたら、色味が薄いきつね色っぽくなった感じニャ。
![塩を使わないボローニャソースの作り方。](https://mysyoku.jp/wp-content/uploads/2023/04/img_4099.jpg?w=480)
③ ニンニクに色がついたら、直ぐに玉ねぎ・ニンジン・セロリを入れて混ぜ合わせていくニャ。これは野菜の水分でニンニクが焦げないように色止めを兼ねるニャ。
④ 火をつけて、最初は強火(IHは5)。全体に油がまわった感じになったら中火(IHは4)でじっくり炒めていくニャ。
細かい炒め物は、フライパンの縁に野菜がくっつくから定期的にヘラで取って一緒に炒めないと、生の部分ができちゃうニャ!
![](https://mysyoku.jp/wp-content/uploads/2023/04/img_4101.jpg?w=480)
⑤ 野菜がしんなりして、玉ねぎの色が白から透明感がでてくるまで、木べらでかき混ぜながら炒める。
③④の写真と見比べてみると、火が通った感じが分かるニャ。
*玉ねぎにも生の時と火が通った後の香りの違いがあるニャ。最初はツンツン目にも沁みる感じだけど、炒めて火が通ると優しい香りに変化する。色も白から透明感のある生成りっぽい色に変わるし、水分がにじみ出てつやつや感も出るニャ。
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⑥ ひき肉をどっかり入れるニャ!中火(IHは4)で写真のように、ひき肉を切るように解しながら炒めて、下の野菜が上になるようにひっくり返していくニャ。(解してながらひっくり返しての繰り返しニャ!)
*中火(IHは4)にしていても火力調整が難しい場合や温度調整に自信の無い人は慣れるまで、①の段階で無塩バターを少しだけ(1g~2g程度)入れてみると良いニャ。バターの油がオリーブ油の上がりすぎる温度を下げてくれるニャ。
![](https://mysyoku.jp/wp-content/uploads/2023/04/img_4104.jpg?w=480)
⑦ 写真はまだひき肉の赤い部分が残っているニャ。これが茶色くなるで、ひっくり返して解してをやって火を通すようにするニャ。
*この作業が、火が通りすぎてボソボソになったり、焦げすぎたりするのを防いで、均一に火が入るコツなんだニャ。
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⑧ 写真のようにひき肉の色が変わったら、次の工程に移れるニャ!
*ひき肉が生の状態だと上手くいかないニャ。次の工程でお肉に程よい香りづけと臭み消しをする作業があるから、なるべく写真の状態までひき肉を炒めきるニャ。
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⑨ 赤ワイン100ccをお肉にかけるように回し入れて、ヘラで混ぜ合わせながらアルコールを飛ばしていく。火は中火(IHは4)のままニャ!
*赤ワインは500円以内でスーパーで買えるもので十分だニャ。
余談だけれど、昔、ご主人様が旦那さんの秘蔵ワインの残りで作ったら、それはそれは美味しい鴨のボローニャが出来たニャ・・・食べた旦那さんが事実を知った時の顔は忘れないニャ。
Σ( ̄ロ ̄lll)ガーンって感じだったニャ・・・
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⑩ 赤ワインのアルコールが飛んでいくと、香りが変わるニャ。アルコールのツンツンが抜けて、まろやかなワインの「良い香りだニャ~」と思える感じになったら、ローリエを入れるニャ。
*ポイント
ローリエは最後に取るから、崩さないようにするニャ!
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⑪ 乱切りしたトマトを入れるニャ!
トマトを煮込む時間は15分~20分くらいニャ。
⑪~⑳までがこれくらいの時間で終わる感じだニャ。
トマトは入れたら肉と和えながら、熱がトマトに入るようにするニャ。
トマト缶を使う場合は、ここで入れる。
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⑫ 熱の入ったトマトは、ヘラで簡単に潰れていくニャ。
ここからは、一個も逃さずヘラで潰すニャ!ニャ!
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⑬ ⑪で入れたトマトが写真のような状態にくたくたになったら味見をしてみるニャ。
*ポイント
ここで味見をしてみると、肉や野菜の旨味、ワインの旨味、そこに酸味と甘みのあるトマトがあっさり入っている感じ。
次が隠し味ニャ!
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⑭ ここでは8人分を作っているから
本みりんを小さじ1を入れるニャ。入れたら、良くかき混ぜるニャ。
本みりんは塩を使っていないから安心して使える調味料。そして、その効果は、お肉野菜の旨味とワインの役割、そしてトマトの酸味をまとめてコクと深みを引き出すニャ。
トマト缶の場合も、本みりんの量を味見しながら全体で小さじ1くらいまで。
![](https://mysyoku.jp/wp-content/uploads/2023/04/img_4114-1.jpg?w=480)
⑳ 煮込み終わると、写真の様な出来上がりになるニャ。
*最後にローリエを取って完成だニャ~
【小分けのやり方】
シーラーのような、熱を利用して袋の口を閉じる機械があれば簡単らくちんにできるけど、ここでは無い方法を書いとくニャ!
*タッパーとラップを使う
冷凍に特化したタッパーを使って、お好み分量を入れて上からラップを落とすニャ。なるべく空気が入らないようにラップを上手く広げ落としてから蓋をして冷凍ニャ。
空気は劣化の原因になるから、この方法の場合は2週間以内に食べるニャ。
解凍方法は、食べる6時間前に冷蔵庫に移動させて少し解凍させてから、片手鍋に移して加熱する方法と、タッパーがレンチンOKなら、そのままレンチンで温かくなるまでレンチンする方法があるニャ。
*Ziplocみたいなフリーザーバックを使う
先ずはZiplocにお好み分量を入れてジッパーを2/3閉じるニャ。大きなボールに水を入れて具が入っている少し上までZiplocを水に入れるニャ。Ziplocのジッパーの部分を持ってフリフリと揺すると、水圧でZiplocの中にある空気が上がってくるから、それを閉じてないジッパー口から追い出して閉じるニャ!後は、平らになるように広げて冷凍庫で保存ニャ。
ポイントはジッパー口を水につけないようにして、水圧で出てきた空気を逃がすこと。これが出来れば、ほぼ真空っぽい状態になるニャ。3週間以内に食べてニャ。
解凍方法は、食べる6時間前に冷蔵庫に移動させて少し解凍させてから、片手鍋に移して加熱するニャ。
【食べる時のアレンジのやり方】
【アレンジ1:チーズが許されている場合】
グラタン皿に無塩バターを塗って、ゼロ塩うどんを湯がいたものを入れて、その上にボローニャをかけて、溶けるチーズを1枚乗せてオーブンで焦げ目がつくまで焼く。
麺の種類 | 紹介 |
通常パスタの乾麺 | 塩はパスタを作る時に入ってるニャ。 |
塩分ゼロうどん 塩分が気になる方に | ブランド:ばくばく 塩分ゼロうどん ブランド:はりま製麺株式会社 無塩うどん ブランド:シマダヤ 食塩ゼロ本うどん(スーパーに有り!) ブランド:セブンイレブン 塩分0うどん |
こんにゃくパスタ 糖質が気になる方に | ブランド:ZENB 細麵 ゼンブヌードル 糖質48%OFF ブランド:春日屋 こんにゃくパスタ 糖質ゼロ 無添加 ブランド:ヨコオデイリーフーズ タリアテッレ |
豆腐麺 ちょっと変わった麺 | ブランド:優食 豆腐干 |
【アレンジ2:餃子の皮でラビオリ】
* モチモチ触感を謳っている餃子の皮を購入!
1 餃子の皮にボローニャソースをよそる。
2 片栗粉を入れた水を、餃子の皮の縁に塗るニャ。具の無い部分にしっかり塗って、具の部分から外へ向かって空気を抜きながら半分に折って閉じる。丁度、半月の真ん中が膨らんだ感じニャ。
3 お湯を沸かして湯がいて食べるだけニャ!。
* 火傷に注意ニャ!
* 餃子の皮じゃ大きすぎる!と思う人は、ワンタンの皮でも大丈夫ニャ。コツは、湯がいた時に中身が出ないように空気を入れないことニャ。
後日、薬膳的なそれぞれの食材の効能を載せるニャ!