減塩 タコ殴りで作る柔らかおでん

物騒なタイトルだけど、タコは叩いて柔らかくするのニャ!

タコの写真。タコは生活習慣病を改善する、ビタミンB2・ナイアシン・ビタミンE・タウリン・鉄・亜鉛などのビタミン類が含まれているニャ。

タコは生活習慣病を改善する、ビタミンB2・ナイアシン・ビタミンE・タウリン・鉄・亜鉛などのビタミン類が含まれているニャ。特にタウリンは肝機能の改善や交感神経を抑制する効果や血中のコレステロール抑制があるニャ。

タコ食べてお笑い見てリラックスするニャ!


【下準備】

土鍋に1リットルほど水を入れて、適当な長さに切った昆布を入れて蓋を閉めておくニャ。この後のタコの下処理中の時間、ずっと水出汁状態で放置しておくニャ。

大根は1.5cm幅で輪切りして、半分に切り面取りする。下茹で時間沸騰してから5分茹でる。
灰汁を取ってから、茹で汁300ccを土鍋に入れる。

は、手鍋に水をはって卵を入れ、水の状態から14分程ほど茹でるとゆで卵ができる。殻を剥いておく。100均などで売っている、卵のお尻に穴を開ける道具を用いると、殻がスムーズに剥けるニャ。


 生のタコはぬめりが凄いので、本来塩でもみ込んで滑りを取るニャ。でもデメリットがあってタコの身を固くしちゃうニャ。

 は塩ほどではないけど根気よく揉み込んでいくとぬめりが取れる。しっかりぬめりを取って、臭いのもとをとること。糠は身を柔らかくする効果があるニャ。だから、何回も糠で揉み込んでキュッキュッとなるまでぬめりを取るニャ!吸盤もタコ用にたわしかスポンジを用意してごしごし洗うニャ。

 その後は、大根で叩いて叩いて、タコ殴り!タコに恨みはないけど、美味しく柔らかくなってもらうためにも、叩いて叩いて叩きまくるニャ!

 もっと柔らかさを出したいなら、大根おろしにつけた生タコを叩くニャ!

 茹で時間は、パスタを茹でるような大鍋に沸騰したお湯を用意して、タコを入れるニャ。タコを入れると温度が下がるから、再び沸騰してきたら、そこから3分程茹でて、氷水で洗って粗熱を取るニャ。

これで料理に使えるニャ!

生タコと茹でタコの下処理の違いについて

茹でタコの下処理に必要なアイテムは2つニャ!

冷凍庫こん棒めんを打つ時の棒ニャ!

タコをラップで包んだ後、ジップロックに入れて冷凍するニャ。1晩経ったら解凍ニャ。ラップを取ってジップロックに入れて、麺棒にラップを巻いて棒に臭いが付かないようにしてから、叩いていく特に足の方を重点的に叩く。

動画は『タコが殴られて可哀想!』という人は見ないでね。

 動画はひたすらタコが柔らかくなるように叩いて叩いて、叩きまくっているニャ。心情的にアレな感じで微妙だけど、桜飯(タコが入った炊込みご飯)とかおでんとか、トマトスープ仕立てのタコスープも柔らかく調理できるから、このタコをタコ殴りする工程は必須ニャ。

 特に、タコの足はくねくねと動いて筋肉のような感じだから、凍らせて解凍しただけでは筋繊維は崩れないニャ。だから満遍なく叩いて柔らかくなるまで頑張るニャ。

 柔らかくなったかは、指でつまんでみると、硬さや弾力が全然変わるから、全体が柔らかくなるまでガッツで叩く。

注意!叩いている内に、ジップロックが閉まって次に叩いた瞬間に、中の空気と一緒にタコ汁が飛び出す時もあるから気を付けてやるニャ。

タコを柔らかく調理するための
タコ殴り!と言いたいけれど、叩く強弱を音で判断してもらうための動画
タコを叩いて叩いて叩きまくると、柔らかくなるニャ。

 袋から出すと、こんな感じでデローンとなっているので、指で触って硬い弾力が消えていたらOK。未だの場合は、もう一回袋に入れて叩き直すニャ。

*叩きがあまいと、煮込んだ時に硬くなるニャ!

 結構、シュールさ全開の作業だけど、この作業があると、タコがトロトロに煮込まれるので、お年寄りや歯の悪い方でも食べやすくなるニャ。

 これで茹でタコからの下処理は完了ニャ!

この生タコと茹でタコの下処理は、いろいろなタコ料理に使えるから覚えておくと、柔らかく美味しく食べれるニャ!

材料数量処理
さつま揚げ1袋
玉ねぎ
さつま揚げ
1袋
つみれ1袋
ちくわ1袋半分に切る
ちくわぶ1本適当な長さに切る
大根半分1.5cm幅で輪切りして、
半分に切り面取りする。
下茹で時間沸騰してから
5分茹でる。
灰汁を取ってから、
茹で汁300ccを土鍋に
入れる。
6個茹でて殻を剥く
手羽中1パック8本くらいのもの
昆布30cm4等分の長さにする
適量1リットル以上
具がひたひたになるまで。

こんにゃく・白滝・トマト・ジャガイモなど、塩分に関係ないものは入れて大丈夫ニャ。練り物は塩分のあるものは4つくらいまで。

土鍋で煮たおでん
タコに串が刺す

① タコに串を刺す。

*この時に硬くて串が刺さらなかったら、串を抜いてもう一度ビニールに入れてタコを叩くニャ。

とにかく、足の部分は筋肉質みたいにカチカチだから、根気よく叩いて柔らかくするニャ。

② 土鍋に大根と大根のゆで汁300ccを加え、火を点ける。(強火)

③ 沸騰したら、手羽中を入れて灰汁を取っていく。この作業は鶏が茹るまで。(中火)

④ 練り物・たこ・卵を入れて、水分量を調整。具がひたひたになるところまで水追加して中火で沸々させる。そこから弱火で20分。他の物が入るなら40分程煮込む。(弱火)

もし、他の物をいれるなら、

こんにゃく・白滝・ジャガイモは③から入れておく。トマトはよそる直前に3分ほど一緒に煮込む。

タコは下の方に入れてじっくり煮込むニャ。
おでんは練り物を入れる量で塩分が決まるニャ。この量で塩分0.5%。

塩分に関係ないものは入れて大丈夫ニャ。練り物は塩分のあるものは4つくらいまで。

入れる量で塩分が決まるニャ。この量で塩分0.5%。

練り物セットパックについてくるおでんの素は使わなくても大丈夫。

今回は、昆布だし・大根の茹で汁・手羽中・練り物の塩分でちゃんとおでんの味になるニャ。

ここまで作って今気がついたご主人様・・・

今回も卵入れ忘れたニャ!!

よそった時に卵を入れ忘れたことに気がついたご主人様・・・
タコが一際大きく見えるニャ

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