愛猫の主張と不快指数

いつもと同じ日々を過ごしているつもりでも、世界や環境は同じ日はやってこない。

湿度が下がると、ホッとしたように昼寝の場所で丸くなる愛猫

 今年もこの季節がやって来た。梅雨入り前からの気温のアップダウン。以前にも書いたが、ウチの愛猫は獣医さんが太鼓判を押すほどナイーブだ。(体調不調の話にチェックを入れているが猫の体調のことだ)

さて、愛猫や愛犬、ハムスター、彼らと過ごすのに、私がいつも気を使っている事がある。

徹底した温度と湿度管理である。

 種別や個体差によって、不快指数を感じる範疇は違うものの、気候の変動はとてもダイレクトだと思う。

 ハムスターと過ごしていた時は、1匹1部屋でゲージは1箱のクリアケースに草とチップを入れ、サイレントホイールを取り付けて砂風呂とお菓子箱の家を置いていた。夏は扇風機を旋回させて空気循環を良くしながら、クーラーを26℃設定にして、寒くなりすぎないようにしていた。冬は反対に、毛布をクリアケースの下に数枚敷いた一番下の1枚目と2枚目の間に、人間用の掛け電気毛布を挟み込み、最弱で付けてじんわり温かい地熱のようにしていた。

ゲージの上から掛ける毛布は1/3だけ開けて、熱がこもらないようにして各ゲージの温度が上がりすぎないようにし、ハムスターたちが家に作る巣によって好みの温度に出来るようにしていたのだ。

 愛犬と過ごしていた時は、夏場の散歩対策で肉球が火傷をしないようにアスファルト温度をチェックして、早朝、夜に散歩をし、中間の昼は、日陰と土のある近くの公園まで抱っこをしていった。特に水分チェックと身体の不調が無いかリフレと称して体のマッサージをしながらしこりチェックや脱毛チェック、ダニチェックをしていた。定期的に体を洗うこともしていたので、なんとなく調子は分かる感じだった。


 そして、今回、愛猫と過ごして分かったこと。季節にもよるが、20℃~26℃の室温キープで1年を過ごしている。しかし、1年に1回、内ももがハゲてしまうのだ。最初は何が原因か分からず、私たちの対応や接し方に問題があるのかと考えたが、2年目に獣医さんが見抜いてくれた。

ウチの愛猫は、雨も降らない湿度だけが高い日にストレスを強く感じるのだと。

 毎日、「キレイキレイするよ!」と声をかけると走り寄ってくるので、猫ブラシで浮いた毛をキレイに取ってから、『ねこじゃすり』で頭から丹念に撫でると、お腹も!と転がっていくので、愛猫が望むだけ撫でている。これが日課なのだが・・・見つけてしまった。

薄くハゲてる!!

 心で叫びつつ、彼女が気にするのでサイレントで反応しながらチェック。発疹無し。虫刺され箇所無し。

 そして、ハゲている場所の毛づくろいの現場を確認!咄嗟に環境確認をしたら、衝撃の事実がわかった。

日付回数温度湿度現状
5月27日1回目25℃76%ずっと毛づくろい
2回目25℃78%ずっと毛づくろい
3回目24℃75%ずっと毛づくろい
5月28日4回目24℃68%気をそらして止めた
5回目23℃67%気をそらして止めた

 ウチの愛猫の感じる不快指数は湿度70%が限界値だった。

 除湿を上手く使いながら、ストレスにならないような環境作りが必要なのだと、実感した2日間だった。

 願わくば、不快に感じた時に教えてくれないかとも思ったが、湿度計をみれる人間がしっかり除湿を行うしかないのだと、今まで気づいてやれなかった自分を反省した。

できれば、心身健やかに幸せに暮らして欲しいと願うばかりだ。

コメントを残す