『生活に喜びをもたらすちょっとした行動』は、いろいろとあると思う。
自分を含めて周囲に喜びや幸せをもたらすことは、ちょっとの意識変換と行動で実現できる。
それは、心に秘めている『ありがとう』を言葉に出すだけで叶う。受け取った相手は心がほっこりするだろうし、相手が喜べば自分も心が温まるからだ。
身近な人ほど伝え難いこともあるが、普段言わない感謝を「いつもありがとう」と伝えると、そこから何か温かい空間が伝わり始める。そして、その『温かい空間』は周りに広がって伝わり始めていく。
『日本人は言霊を大切にする民族だった。』と、学生時代に色彩論の先生に言われたことがある。『ありがとう』と書かれた紙の上にコップを置いて、普通の水と飲み比べてご覧なさいと。
実際やってみて驚いたが、興味のある方は2つのコップに水を入れて片方に『ありがとう』と書いた紙を敷いて5分間その場を離れる。その後に飲み比べて欲しい。何故、離れるかは、『想念(思い抱くこと)』や『感情』も左右するらしい。
人の心に抱くものは、良いものでも悪いものでもエネルギーを持っている。波動と呼ばれるそれらは、時には優しく美しい包み込む世界を生み出すが、逆に働くと渦のような嵐を引き起こす。
ならば、心からの謝意を相手に伝えて『感謝の言霊』が織りなす感覚を感じてみてはどうだろうか。
私が色彩論の先生から『言霊』やその実験を習い。
人生の師に教えてもらったことは、『言葉は生きている。だから、言葉は贅沢に使う』というものだった。
自分の発する言葉は、相手に見えないボールとして投げかけられ、キャッチした相手の中で浸透していく。ゆえに、言葉は相手の中で生きるのだ。
今まさに感謝を伝えたい相手がいる。
私の文章を読んでくれているあなたに、心からの「ありがとう」を伝えたい。
