雨雲レーダーと私

文のお題 (日替わり)
今日は何がありましたか ?

今日の出来事。

まだ一日は終わっていないのに早くもいろいろな事が。

近年、本当に季節感がおかしく、今日は数十分だけのゲリラ豪雨と予報があり、洗濯物をいつ取り込むか見極めようとしていたら、近くの公園で保育士さんと子供たちが元気に遊んでいる。しかも、少し遠雷が聞こえ始め、気がついていないのか大はしゃぎで遊んでいる微笑ましい光景。でも、なんとなく遠雷と河川近くの組み合わせは少し危ない気がした。

雨雲レーダーを見てもこの辺は薄い水色だ。しかし、遠雷が鳴っている以上、伝えた方が良いかもしれない。私は近場まで行って保育士さんを見た。手にスマホを持っていないので、雨雲レーダーの確認はしていないようだ。

親切の押し売りになりはしないだろうか?少し迷ったが、自分が園児達の母親だったらどう思うだろうか?と考えた。そこまで考えたら、自然と身体は動いていた。情報は使おうと使わまいと渡す方が選択肢が広がる。子供の安全と健康が一番だからだ。

「すみません。先ほどから遠雷が鳴っています。近くに雷が近づいてきているのと、ゲリラ豪雨予報が出ていますよ。」

何時ごろにここら付近に雨雲がかかると告げた。この辺りの降水量は少なさそうだが、近場を雨雲レーダー表示の紫や赤の表示が通り過ぎていくことを教えた。

この付近がゲリラ豪雨の中心になるとは限らない。でも、保育士さんの判断は早かった。子供たちに呼びかけて、颯爽と保育園に返っていったのだ。

実際に雨は大粒の雨が天気雨でポツリポツリと落ちてくるくらい。雷が時折鳴って、雷雲が北から東南に流れている雰囲気が掴めるくらいの程度だった。

このくらいの雨だから、子供たちの遊びをかえって邪魔してしまったかもしれない。でも、彼らが濡れなくて良かったと思うことにした。

保育士さん、あなたの迅速な判断、見習いたいです。と思った今日この頃。

コメントを残す