最も古い愛用品はあるけど、日常的に使っているとなると違うものになる。

毎日は使わないけど、学生時代から使っている『裁ちバサミ』。数十年以上前のものだ。和裁、洋裁で大活躍したハサミである。缶は大好きなヨックモックのシガールケース。これも大分古い。
私がこのハサミを和裁で使う時には暦を見る。反物などの長いものを裁つ時には、二十七宿での衣類裁ちの良い日か、悪い日を避けて使うからだ。その身に長く着る衣類だからこそ験を担ぐ。プレゼントや家族が着るものならば尚更、その人の健康を願って。
洋裁の時は、悪い日だけを避けてハサミを入れるが、ワンピース、ドレス、コート、スーツ、子供服、思えば様々な物を作ったなと。
これからもよろしくお願いします!とハサミに伝えたい。
日常的に使うのは、この大きな深底フライパン。かれこれ20年は愛用。通常のフライパンとしてではなく、室内燻製用の土台として愛用している。
この中にアルミホイルを敷いて、燻製用木片チップとグラニュー糖を置き、上から丸い網を置いて、ドーム状の蓋(ステーキ屋とかで鉄板上に被せる半円の蒸し蓋)を被せて火を点けると煙が中で対流する。
この蒸し暑い季節にやると、燻されて虫よけになるので結構重宝して使っている愛用品である。
後ろの鍋掛はDIYで私が壁に設置したもの。これも結構古い。

