今も昔も、諸葛孔明

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文のお題 (日替わり)
お気に入りの歴史上人物は誰ですか ?

歴史好きな私としては大勢の人物を思い浮かべたが、ダントツで諸葛孔明先生。

メンタルの強さと、強靭な意志、人心掌握に長け、必要な学びを自分に吸収させていたこと。その後の知識の用い方も素晴らしい。


諸葛孔明は赤壁の戦いで『三万本の矢』を集める際に、水温やその地域の特色からいつ霧が発生するかが分かっていた。しかも『東南の風』がいつ吹くのかも。これは自然気象を熟知していても衛星情報もない大昔の人物が言い当てるのは容易ではない。

知識、分析、自然の観察やいろいろなものができていないと、ここまでの策略や心理戦を相手に仕掛けられないと思う。

中でも『天下三分の計』は、凄い知恵だ。覇者ではなく、二分でもなく、弱小の劉備玄徳に3番目になる国を与え、均衡を保たせた手腕は見事だ。

有言実行は彼のためにある言葉ではないかと思うくらいの素晴らしい人物。


お気に入りではなく尊敬なら、弘法大師空海。空海は当時でも大変だった航海で唐へと渡って、真言密教を学んで日本に持ち帰った真言宗の開祖。その生き様が、素晴らしい。立ち寄った場所で薬学や土木技術など、様々な知識の吸収をしている。

『自分の目で見て、耳で聞いて、考えて、実践する。』

この考え方を、私は気に入っています。

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