子供の頃の高熱の原因

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手術を受けたことはありますか ? 何のためですか ?

以前、子供の頃に病弱だったことを書いたが、その原因を取り除いたのが手術だった。

 小学校2年生の時に『アデノイド』の摘出手術を行った。それまでの私は、高熱を出しては2週間は寝込んでを繰り返していた。その当時の幼稚園の手帳をみると、出席日数を数えた方が早い。

その高熱の原因は『アデノイド』。咽頭扁桃というリンパ組織が3歳頃に最も肥大するらしいのですが、その肥大化が扁桃腺の奥にツララ状に垂れ下がった状態になり、副作用として高熱の発熱を繰り返していたため、手術をすることになりました。

その手術、昔話として母に聞いた時、唖然としたのを記憶しています。

器具で口を大きく開けて、口の中にペンチを入れてアデノイドを引っこ抜くというもの。

何その原始的な手術!!

麻酔をしていても、息苦しいのには変わりなく、メスで切る訳でも焼くわけでもない。引っこ抜くですよ?縫うわけでもなく。ただ抜くだけ。

マジか!!昭和の手術怖っ!!

4人がかりで押さえつけて抜いたらしいですが、抜いたアデノイドを見た母は「気持ち悪い生き物?」と言っていました。

私の記憶に残っているのは、粉薬を呑んだ後のコップに血を吐き出したこと。抜いただけの処置を手術と言えるのか分からないけれど、何回か薬を飲んでは吐血を繰り返して、血の量が少なくなっていったのを覚えています。

未だ、引っこ抜く?という行為に疑問を持っている私。しかし、高熱は手術を境に出なくなったので、成功?だったのかもしれません。

私的には、『器具で口を大きく開けて、口の中にペンチを入れてアデノイドを引っこ抜く』こんな説明で手術を受けさせる判断を下した母の豪快さと、何とか娘の高熱を無くしたい一心だったのだと、母親の子を思う気持ちの深さに感謝しています。

*余談ではありますが

写真がなぜレタスかというと、レタスの葉には水分が多く含まれているので、体内の熱を取ってくれます。キャベツやレタスを頭にかぶって熱と毒素を吸ってもらうような外国の民間療法もあるようです。

しかし、ここで大切なのは、高熱が出た状態の身体に対しての食べ物について。

レタスにはビタミンCで免疫機能を高め、カリウムがむくみを解消してくれます。普段であればレタスの食べ過ぎは内臓を冷やすので、食べすぎ注意!なのですが、高熱で熱を持った内臓には適量を食べれば、水分も補える良い食材です。

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