何が気になっていますか ? それはどうしてですか ?
2000万問題があると言われている国民年金。老後の生活は大丈夫なのかが今までの心配事でした。

60歳や65歳で定年でも、嘱託やパートとして職場に残って数年働く道を選んだり、シルバー人材で働く方、新たな職を探す方もいる今の世の中。
男女共に収入に関して、働く意識は高いのだと諸先輩方の話を聞いていると感じる。
年金だけで悠々自適に暮らせるほど甘くはない現実に、老後の健康を考えながら無理なく働いて暮らせるかと、焦りを感じている。
それなのに心配事が増えてしまった。
最近、気になっていることは、マイナンバーカード導入の対応の仕方が穴だらけなことだ。連日、マイナンバーカードの入力ミスを指摘する報道がニュースになっているが、これは、考えられないミスだ。
通常データを突き合わせる場合は、主キーになる番号を立てて互いに結び合わせる必要がある。このニュースを見ていて『なぜ問題が起こるような方法を選んだのか?』と感じた。
大体、病院・保険・年金・銀行・市役所などそれぞれのデータの保有する形は違う。段階を経て統合するのではなく、それらを一気にマイナンバーを主キーに見立てて連携してしまうやり方は、それ自体には間違いが生まれやすいというだけだ。
問題は入力時の間違いを無くす方法を選択しなかったこと。
何段階もチェックするようにして、入力を一人に任せない。利用者がデータを使ってから分かるような致命的な間違いを無くす努力を怠ってしまった代償は大きい。
大きな取り組みをする時には、リスクを考えてあらゆる対処法を作った上で事に及んで欲しいと思う。なぜなら、その対応にかかる人件費ですら、国民の血税なのだから。
よって、今のところマイナンバー登録で作成したカードが病院や市役所、年金支払いなどのデータと一致しているかが気になっている。

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