税金は国家予算として使われるけど、予算を決める時や何かをやろうとする時にリスク管理まで想定しているのかな?と感じることが多くなった。
普通の企業では失敗は許されないので、失敗しない様にあらゆる想定をしてリスク軽減を務めている。それでも起こってしまう場合は、迅速かつ的確に修正して被害を最小限度に収めるよう努めている。
3月になると、次の予算が減らされるからと駆け込み工事が多くなる。この考えの根幹にある部分は、普通の企業人にはあまりない。
役所のそういった性質を、出来だか報酬で余った予算を返した部署の予算を削るのではなく、余らせてくれた者への運営評価としてはどうだろうか。もちろん、次年度の予算編成時にきちんと事業内容の精査をして決めるようにすれば良いのだから。
自分のお金ならとても厳しく精査吟味するけど、他人のお金だと途端にゆるくなり、思考もゆるくなるのは何故なのか理解できない。普通は逆に、クレームが来ないように締めてかかるはずだけど、一部麻痺している方がいるのも否めない。
どれも、一企業、一つの国、というだけで、『お金をどう使うか運用する』という事に関しては同じ。
そのものの姿勢が問われると思う。
