今の暑さは尋常じゃない。猫だってちょっとだけ涼を求めているのかもしれない。快適さを求める猫が、いつの間にか「ニ〇リのNクールベットパット』にドハマリしていた。


ウチには、社長の椅子なる『大きなマッサージチェア』と、女王の椅子なる『大型座椅ソファ』がある。
どちらも元は人間が使っているもの。
社長の椅子に大きな平たいクッションを置いていたため、寝床になったようだ。夜、マッサージチェアを使おうとした主人が項垂れて戻って来たのを何回も目撃しているが、爆睡中の愛猫を退かすのは忍びないらしい。故に、今は愛猫の寝床になっている。
女王の椅子は、私の昼寝用に買った座椅子ソファーの筈が、愛犬が好んで寛いでいたのと、その風貌が女王のようだったのでそう名付けた。使う時はペット用のカバーをしていたのと、年に一回分解&全洗いしてダニ駆除剤を沁み込ませ、ダ〇ソンの掃除機で毎日掃除をしているものだ。
猫は自分にとって過ごしやすい場所を見つける名手だ。部屋の中を四つん這いになって愛猫にくっついて歩くと、結構涼しくて快適な場所に行きつく。
掃除機をかけ終わった私は、ニト〇のNクールのベットパットがあることに気づき、早速洗って女王の椅子に掛けてみた。
この暑い夏を乗り切るには、シチリア島のようにシエスタ(昼寝休憩のこと)を健康法として我が家に取り入れてみようと思ったからだ。土日には主人を休ませ、平日は私が使う。
そんな構想だったのに。
女王の椅子が置かれている場所が好かったのか?Nクールの肌触り・・・肉球触りが好かったのか。気付いた時には、先に使われていた!
恐るべし!猫も虜にするニ〇リのNクールの威力!
写真、お気づきですか、皆さま!
ウチの愛猫、キョウザクッションの下に手足を入れたり、向きを変えてみたりと、Nクールの触感を満喫している!!!
ま・・・負けた・・・なんか人として負けた気がする。
人間よりも使い方を熟知する愛猫。
この暑い夏に、女王の椅子でシエスタするのは、主人でもなく私でもなく愛猫だった。
