『マジ』という言葉は良く使っている気がします。投稿内の心の声で幾度も使っていますし。
1781年の洒落本にも載っていたというから、昔からある言葉だという。どうりで主人の祖父が使っていたわけだ。
その他に違った意味合いで多様されて気になるのは『唯我独尊』という言葉だ。
間違った意味合いで、我儘な人や自分一人が凄いと使われている『唯我独尊』本来の意味からかけ離れてしまっている。辞書を引いても、同じような「自分一人が凄い」というような解釈を書いている。間違っているわけではないけど、できればもう少し説明が欲しい。
この言葉は仏教用語で、お釈迦様が誕生された時に言われた言葉だからだ。
お釈迦様が自分で、「私一番尊くて偉いですから!」なんて言うだろうか?
マジで言わないと思う。・・・あ、マジ使ってる・・・
全ての人間は平等に、果たさなくては成らない尊い使命があり、たった一つの目的を持って生まれてきている。
これが本来の意味らしいです。
悟られたお釈迦様が、人々に対して、現世で行わなければならない目的を説いたものが『天上天下唯我独尊』。
「我」(が)は(われ)の単体ではなく、「我々」で私達人類に放った言葉。
お釈迦様は、人は何故生まれて生きるのか、苦しんでも生きなければならないのかを説かれた方だから、なるほど、そう考えるとしっくりきます。
人の『業』は人との間で起こるものだから、魂についた垢のような棘を取るには、やっぱり研磨していかないとキレイに磨かれないだろうし、研磨すると当然、痛みも苦しみもするだろうから、耐え難い苦痛を経ることは仕方がないけど、問題は研磨している時だからこそ、
綺麗な心で正しい思いや考えで出来事を受け取り、何を行動するかってことなのかなと思う。
8月・9月はお盆もお彼岸もあるし、心穏やかにご先祖様をお迎えしたいし、愛犬の命日もあるから、人に優しくして過ごしたいと思う。『ありがとう』と感謝を伝える月にしていこうと思う。
少し脱線してしまったけど、気になる言葉は『マジ』と『唯我独尊』でした。
