台風と気圧の変化に、私たちは環境的にも身体的にも振り回されっぱなしな今日この頃。
太平洋高気圧がどのように動いているかで、台風の進路すらも変わってくる。この高気圧・低気圧が地球の表面を覆い、生き物のようにうねって存在している。そこに偏西風や貿易風やら東風が吹いているため、海水温度が高ければエルニーニョ現象・低ければラニーニャ現象を引き起こす。
いわば、地球の新陳代謝が引き起こす自然現象だと私は思っているけど。
ただ、厄介なのが気圧の変化。
近年、気圧の変化が人に及ぼす影響が知られてきているが、昔はそんなことなど解明されていないので、貧血・うつ病と勘違いされてきた。
気圧の変化は自律神経にダイレクトに直撃する。めまい・耳鳴・頭痛・吐き気・関節痛など、弱い部分に出てくることが多い。
私も過去に数回、酷いのを体験したことがある。
巨大な台風が通過している時に、耳鳴りとめまいで動けないところに、まるで遠心分離機にでもかけられたような、強烈な気圧で身体を押さえつけられている感じだった。
そんな時思うのは、地球は生きているんだな、と。
今日のような、晴れた朝をもまた、地球が生きている証拠だ。
この暑さが何時まで続くか分からないけれど、気圧と戦っても仕方がないので、動ける時に動こうかと、そんな気持ちです。
