スポーツにあまり興味ない私でも名前とその偉業を知っている、大谷翔平選手の名前を挙げたい。
目の前にある転機や好機を『最善』だと認識して掴み取れる人間は少ない。稀と言うべきだろうか。まず、自分に転機や好機が来ていると気づく人が少ない。そして、掴み取った物を『本当の転換点』として自身を高めていく足場にしていける彼は本物だと思う。
彼の前では逆境でさえも、自分を高める材料になってしまうのだろう。
大体、通常の人間は靭帯を傷つけたら動けないし、養生する。でも彼は、投手として出れないなら、打者としてマウンドに立つマインドと肉体の強さを持つ。
投手として使う筋肉や腱や靭帯を温存しつつ、打者として怪我した靭帯を使わないから出るなどと、野球解説者は理論的に説明するが、大谷選手以外の誰かが同じ状況に陥ったら、痛みが無いわけじゃないから言ってるほど出来ないと思うし、やり続けることは困難だろう。
マインドコントロールと肉体の管理能力の卓越さと、目の前のチャンスを掴み取る感性が凄い彼は、単なるスポーツ選手としてだけではなく、人としても尊敬できる魅力を兼ね備えた人格者だと思う。
どこかの記者が、彼を「出たがり」と言っていたが、彼は自分がマウンドに立つ経済効果も、チームにどう影響を及ぼすかもわかっていると思う。
全てを考えて、マウンドに立たなければならない機会が目の前にあるならば、彼は全ての為にマウンドに立つことを選ぶのでは?と思う。
イチローもだが、大谷翔平を見ていると、一流には我々が気づけない一流が見ている視点や感覚があるのかもしれない。そしてそれは、全てをチャンスとして捉え、乗り越えた先の成果を大きなものに変えていけるだけのエネルギーを生み出しているのだろう。
毎朝のニュースで、ニュースキャスターが嬉しそうに大谷選手の偉業を紹介しているコーナーがある。最近は怪我の心配もあってか、歯切れが悪い。きっとニュースを見ている人も、彼を心配しているだろう。
大谷選手の怪我が、無理なく快復して欲しいと願う。

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