「成功」から思い浮かぶ人物と聞かれて、良い意味で歴史上の人物で偉業と共に名を残している方は成功者なのではないだろうか。
人の為になるような発見をしたり、開墾をしたりするような、発明家や研究者、統治者や指導者は「成功者」とも呼べるだろうが、彼らはそこが到達点ではない。
成功者という評価を得つつも、その先の自分が求める答えと、もっとその先にある深淵に触れようと真理を追究していく。
成功の余韻に浸ることなく同じところに留まらない、探求者のような方々。
そう考えるとノーベル賞を取る方も。芥川賞や直木賞をとる方も。同じ枠組みな気がする。もっと身近な方に例えると、『東大王』や『QuizKnock』などで活躍している伊沢拓司氏も成功者といえるのだろうと思う。同じ感じで言えば、松丸 亮吾氏もそうだろう。
この二人の名を挙げたのは、歴史上の成功者と同じような真理を追究してくタイプだからだ。しかも、自他共に楽しませ、利益を生むような事業展開。そして、後継となる若手を育てて日本社会に娯楽と知識を深める楽しさを提供している。勉強という枠組みをクイズという観点から知識の必要性を子供たちに悟らせる指導者タイプだ。
だから、私が聞かれて思いついた名は伊沢拓司氏と松丸 亮吾氏の両名。
きっと彼らは、未来に名を残す人になってくれるのではないかと期待している。
