食事で病気を改善したり、良い状態を保ってお医者さんが治療をしやすい状態に身体を整えたりする努力をしてきました。
家族であったり、自分自身にしたり、仕事先だったり、コミュニティだったり。あらゆる場所で、問われれば一緒に『お医者さんから言われたこと』を考え、『何に気づかないといけないのか』『何に注意して食生活をすればいいのか』を全て並べて、そこからどういった献立をしていけば良いのかを考えます。
考えたことは即実践。成果は検査数値に表れるので、病気を改善する意欲に繋がってやる気が増していきます。
ただ、食事の改善といっても、本人にお医者さんがどの部分を注意して改善して欲しいのかを理解してもらうことが大切なのと、味の質を落とすことなく食事を改善していく努力をして、改善することに抵抗を無くしてもらって、徐々に良くしていくことに努めてきました。
高血圧の方には、全体的な献立の中で、醤油をそのまま使う物には減塩しょう油を使い、炒め物や煮物、煮込み、そういったいろいろな味付けをするものには、醤油と塩をかなり差し引いた状態か、無塩の調理法を使って、全体的な塩分を差し引きますが、味=満足感が持てるように調理して味覚を調整します。
脂質異常症や内臓脂肪が多すぎる方には、『蒸す』という調理法とお酢(黒酢)を合わせて使います。蒸して余分な脂を落としてから焼いたり煮たりします。味付けはお酢やポン酢を使うようなタレを作ったり工夫しながら脂質を分離してからの摂取を考えます。
大仰に書きましたが、基本ズボラな私は、時短&テクニックでカバーして蒸さないやり方とかいろいろやってます。
他にもいろいろな工夫を凝らしますが、自身の免疫力強化も含め、酵素を上手く使って代謝機能を促進させた状態を維持して、身体の機能を補う形で改善をしながら様子を見ます。
ざっくばらんに書きましたが、私が努めて皆さんに話しているのは
減塩=マズイとか、糖質制限=美味しくないとか、脂質制限=美味しい部分の脂身を無くすことだろ!とか、間違った認識を変えてもらうこと。
世の中は広い。知っている人は知っている。
減塩=不味くはないことを。糖質制限=美味しい食べ方もあることを。脂質制限=本当の美味しいお肉の油はギトギトしていない。そして、普通のお肉でも、ギトギト油を落としてコラーゲン化させた後に食べると、味が上質になることを。
自分の拘りに囚われないで、お医者さんの言葉をに耳を傾けて、身体を整え健康を取り戻して欲しい。そう思って今まで取り組んできました。
