たまに近所に出ていた、ハクビシン・狸・マガモ・ドブネズミに爬虫類だけどヘビ。
私たちが今の場所に引っ越してきた時に、高速下のトンネルの前に狸出没の看板があった。最初は「まさか~!」と思っていたが、お寺の駐車場にハクビシンを見かけてから、狸もいるかもしれないと思うようになった。
ある夜、車のライトに照らされた動物。アライグマかと思ったが、小ぶりで目つきが可愛い狸だった。狸がいたことに感動したが、翌年の夏にマガモの番が広い駐車場に降り立った。サギも百舌鳥も猛禽類も飛んでくる。
関東の平地に何故?と思うような猛禽類。小ぶりの鷹のようなハヤブサのような鳥だ。餌場としているのか、数か月に1回くらいの割合で朝見かける。
家の後ろの林が伐採されてから、羽休めの場所が無くなったので家の近場で見かけるが、家で見る事は無くなった。今、裏の公園に植林された若い木が何本かある。その木が育ったら、猛禽類を見かけるのも多くなりそうだ。
そして、百舌鳥の出没はレモンの木によって知るところとなった。彼らは獲物を枝や枝にある棘に刺していくからだ。枝を剪定中に良く見かけ、トカゲの無残な姿に、自然界の弱肉強食の厳しさを垣間見る。
愛犬と川の土手を散歩中に、日向ぼっこをしているちょっと太ったヘビに出くわす。冬の温かい日にじっと動かず日の光を浴びて、気持ちよさそうにしてる。その反対側の土手を、素早く走り抜けるドブネズミ数匹。見ている此方が気が気でないくらい焦る。
食べないと生きてゆけない。
山奥でなくても、繰り広げられる厳しい命のやりとりはあるのだと。冬の寒さも、夏のあつさもだが、愛猫を保護して良かったと心から思っている。
