資格は取った後が学びの場

文のお題 (日替わり)
最近学んだスキルや教訓は何ですか ?

取得した資格は、和漢薬膳師と発酵食品ソムリエと野菜スペシャリストです。

資格を取りましたが、日々、野菜の品種は多くなり、今までの野菜についても、効能が明らかになってきている物もあるので、此方もちゃんと情報を新しくして覚えていかないといけないと思い学習継続中です。

発酵食品ソムリエについても、発酵は酵母・酵素・菌によるものなので、生き物相手。なので、常に勉強です。もちろん、発酵に関しての知識や発酵によって得られるもの、そういった情報を新しく勉強していき、自分でも実験を重ねています。

和漢薬膳師の資格は、身体の状態を見て、食べ物で補ったり改善して、薬膳的アプローチをしていくのですが、見立ててタイプ別に分け、それをちょっと馴染み深い食材を薬膳的観点からみて調理していくものです。本格的な薬膳を常に実践することは難しいんですよね。

ちょっとした漢方薬に使われるものから食材として扱われるものまで幅広く、普通のスーパーで手に入る漢方ぽいものは、中華食材の陳列棚や香辛料の棚にあるようなものぐらいです。

手軽にできるように考えられた和漢薬膳。

  • 季節
  • 入手のしやすさ
  • 扱いやすさ

普通の食材で薬膳的な考え方でやっていくことが、台所を担う人が扱うのに馴染みやすい食材。しかも、何時でもできる手頃さと、意識を少し変えて知った上で作る料理は身体を整えます。

料理が多種あるように、人の体内環境も、取り巻く環境も、同じ人はいない。だから、タイプ的にはこんな症状だと分かっても、導き出す答えに沿ってやっていく方法は一つじゃないと思っています。

ストレス過多や、腸内環境の悪さ、高血圧、糖尿病、冷え性、むくみ、便秘、下痢、喘息、いろいろ抱えている問題が違うので、それも含めて家庭で出来ることは、整えること。

幸いにも、野菜・魚・肉・卵・乳製品・穀物・発酵食品など、日本の食卓には様々なものが揃っています。和・洋・中・伊などなど、調理法もたくさんあります。

同じような効能を持つ食べ物を試してみたり、その人に合う食材を見つけて、いろいろな調理法を試してみたり、そんな中でも、簡単に、お手頃に、美味しいと思える方法で作れたら、毎日が楽しくなれるかな?なんて考えています。

人の身体は刻一刻と、食べた物が代謝されて変化変容していきます。今の症状が良くなっても、隠れていた症状が出て来るかもしれないし、少しでも偏食すれば、偏ってバランスが崩れてしまいます。

上手く調和を保ちつつ、自分の変化していく体に必要な栄養を摂り入れ、改善していけれる食材を好きな調理法で食べてみたり、食事は健康維持の要と考えています。

資格を取って得た教訓は、

『資格は取った後が学びの場』であるということです。

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