独創性や創造性などの生み出す力がクリエイティブと言えるのなら、何もないところから何かを作る服飾造形には必須能力だったので、物作りに発揮していました。
仕事では専ら、プログラムを組んでいる時に、壁にぶち当たった時に発揮されていました。
私自身はクリエイティブとは思っていないのですが、性格や物事の考え方に必要以上の枠組みを考えないので、どの状況においても、その時に最善と思える方法を何個か考えて、一番やりがいのある方法を選ぶ傾向があります。
今までのグラスリッツェンや銀細工の作品でも、1枚に1つにと、固執して仕上げなくても良いのでは?と全体の美とか、シリーズ化した美、そういったものを作成するために一枚一枚、一個一個の作品を丁寧にするとか。
未完の美とか、複合美、そういう感覚で物をみていました。1つの作品に全てを注ぎ込むのも好きですが、何もないところから作り上げる作品ならば、どんな考えや感覚で作っても良いかなと。
仕事上のプログラムなどは、如何に簡潔に作るかとか。構文の役割とか作られたPHPなどのプログラムをCSSで呼び出して自在に操ったり、固定観念はいらない。でもルールは守る。そんな中で自分の腕試しのようなプログラムを作るのは、苦しいけど楽しい作業でもあります。
私の物事に対する感覚は、斬新とかではなく、そこにある必要最低限のルールや決まりを大切にして、自由にして良い部分を限りなく隔たりを無くして融合させたり、境界線を飛び越えたり、自由に、あらゆる感覚でチャレンジしていく感じです。
自分の中では、クリエイティブなのかどれがそれに値するのか、ピント来ないので、きっと人からそう評価を受けて、そうだったのかと思える感覚なのだと思っています。
