プラスの影響を受ける人間関係を考えると、人が成長出来るかどうかは、その人次第ではないだろうか?
物事をどの様に受け取るか、だと思う。
物事をポジティブに受け取って、自分のエネルギーに変えられればとても良い成長循環を生む。
そして、ネガティブな感覚で受け取っても、それをどの様に自分の中で消化し、前向きな思考に置き換える事によって、ネガティブな感覚を壁を乗り越える原動力とする事ができる。
怒りも悲しみも喜びや楽しみも同一線上の感情から生まれる。それぞれの向いているベクトルが違うだけで、そのエネルギーは等しく大きい。
ただ、このお題で聞かれている事は、もっと率直に、そしてもっと研鑽できる相手なのだろうから、今までの経験上でそこを考えると、タイトルにした
依存なく向上出来る関係が、1番変化があったと思う。
人がプラスの影響を受ける時、そこに自分にも他者にも『甘え』があると、成長を邪魔してしまう。
普通に話せば良いところを、無意識で感情をぶつけたり、『もっともっと』と要求が拡大していったり、自身で決める根本的な内容を委ねてしまう事もある。やった方もされた方もこれでは互いに疲弊してしまう。
全ての行いは、自身の責任上のものだ。
お互いに切磋琢磨出来ればよいが、甘えが無意識下に出てしまうと感情をぶつけたりする。分かっていてもやってしまうのは、信頼しているからこその甘えだろうが、これはお互いに身が持たない。
私はこういった感情をぶつけたり、ぶつけられた相手とは距離をおく事にしている。自分にとっても相手にとっても良くない事だからだ。大切な人なら尚更、互いに罪を重ねない様に、離れた位置に身をおく事を選ぶ。
甘えは恐ろしい程に、対人関係内で依存や寄生と言った状態を生じてしまう。
大切な人や友には、依存ではなく、共存共鳴を。個を尊重し合い、互いに良さを出し合っていける様な関係性を保ちたい。
長い人生の中で、少し距離を置いたとしても、信頼関係があるのなら、互いに自分達の今を考えて、その方法が1番だと言う事が理解しあう事が出来るだろうと思う。
本来、プラスの影響を与える関係性とは、良い時は良い時なりに。悪い状態の時は距離を置いて良い関係性を築く事の出来る相手なのだろうと思う。
ただ、都合の良い時だけ友と言って人を利用して、頼られた時に逃げる様な人物は、今話した話には当てはまらない。
