ビジネスアイデアというよりも、これからまとまった土地の開発をするならば、会社という垣根を越えて防災特化の都市作りをして欲しい。普通に防災を考えた耐火や免震構造や、テーマを持った商業施設のあるマンションは個々に現在でもあると思う。
災害時に力を発揮するような安全性と機能性兼ね備え、商業施設や病院や介護施設も盛り込んだ建物を公園でつなぐなど。特に、湾岸沿いなどは、20mの津波が来ても大丈夫なような、対策を講じた街を作って欲しいと思う。
- 免震構造に特化した10階くらいの高層マンションを作る。
- 屋上をヘリポートに。
- 最上階と地下に、多目的な災害避難場所として開放でき、炊き出し、給水、トイレなどの設備を兼ね備える。
- マンション同士を地下道路で繋ぎ、地上とは別の避難経路を独自に作る。
- 有事の際、免震構造のマンションの屋上同士を繋げる通路を作り、地下とは別の退避ルートを作る。
- 商業施設は、1~3階まで、3階以上に病院や治療施設を置き、その階まで避難用内階段を作る。この下の階層を頑丈に作り、有事の際の橋げたのような役割を保てるような空間になるような作りにするとか。
- 中階層に脱塩施設+汚水浄化施設を作って海水を飲み水に変えられる設備を作る。
お金をかけて作るならば、そういった有事の際の施設をてんこ盛りで備えておけば、一つ一つのマンションがそのまま、避難施設になりえるように建れば、海外から避難施設のレベルが低いと言われにくくなるのではないだろうか?
大きな原因は、耐震免震への建築基準に想定している『想定』が低すぎるのだ。地震は何度も超振動を起こす。
ここ100年で、どれだけの地震災害と被害があったか。液状化などの現象も、埋め立て地や地盤の弱い土地に起こると、前々から言われていたこと。
今回、大きな被害に遭われている方にとって、家は無くてはならない生活の場。
政府が復興を支援するならば、国家プロジェクトを立ち上げて、各々の建設会社を1つにまとめて、地震と津波、液状化と火災に耐えうる街の建設をして欲しいと思う。
新しいビジネスではないけれど、命を守り、その街に根付いた生活を守れる国になって欲しいと思い、拙いとは思うけど1つの案をお題に沿って考えてみました。
切に願う。被災者の生活が改善されることを。
国民一人一人が、意識を持って「今できること」を考え、政治がきちんと国難として被災地への救済と復興を迅速に行ってもらいたい。今は冬。被災地は豪雪地帯、寒さのレベルが違う。寒い避難所生活は耐え難いと思う。
寒さや慣れない集団避難生活で、持病を持った方やお年寄りや小さな子の免疫力が落ちないように。感染症などの病気が蔓延しないかが心配です。
どうか、能登半島地震の被災地の皆様が、安心して避難生活できる状態をつくって欲しいと国に願う。
