猫は天気が分かるという。水が苦手で雨に濡れないようにしているなど、所説あるらしい。
本当かどうかは分からないけれど、ウチの愛猫も水が嫌いなので分かるのでは?と、ちょっとした気まぐれから思いついたことだった。

昨日と今日のゲリラ豪雨。
主婦にはお天気の情報が欠かせない。梅雨の前に何かと洗濯をしておきたいのに、微妙なお天気だ。
ああ、降る前に分かればなぁ・・・
そんな心境から、愛猫を見ると大きな欠伸をしている。
そんな仕草を見て、私は愛猫に「今日、ゲリラ豪雨なんだって。雨が降る30分~1時間前に教えてくれるかな?」とお願いしてみた。
お昼も食べ終わり、天気も曇っているとはいえ、晴れ間もあるし上々。鶏ごぼうの煮つけと、明日用の鯛の煮つけを作って、お茶を飲みながら一息入れていると・・・
ニャァ~
愛猫が私に話しかけるように鳴いて話しかけている。時間を見ると3時前で、天気予測を頼んでいたことをすっかり忘れていた私は、猫を撫でながら「どうしたの?」と言っていると、
ニャァァァァ!
結構な音量で訴えかけてくる。そこで、やっと雨を教えてくれているのでは?と考えて、愛猫に「ありがとう!!」と言って洗濯物を取り込みに行った。
しかし、南の空は晴れている。2階のベランダに出て、北の空を見ると黒い雲が広がりつつあるではないか!ウチの猫様天才?と親バカっぷりを発揮している脳内を保留にして、洗濯物を取り込んだ。
物干し竿を家の中にしまい、開け放っていた2階の窓を閉めていく。
1階に戻り30分ほど経ってから、ビュォォォと雨の前に吹く突風のような強い風が吹き始めた。
「マジか?!愛猫よ!」
洗濯物に砂埃が付かなくて良かったと、ホッとしていると、その30分後に雨が降って来た。
「希望通りの予告?!凄すぎる!!ありがとうね、凄く助かった!!」
鼻息荒く、愛猫の凄さを帰って来た主人に話して聞かせた。
🐈⬛🐟🐈⬛🐟🐈⬛
そして、今日もゲリラ豪雨があるという。猫様にお願いしてみたが・・・
そこは猫。やっぱり猫。
奇跡の昨日だったのか。気分がのらないのか。
愛猫は昼寝&夕方も爆睡。
雷が鳴りだしてから、むくりと起きて「ニャ~」と鳴いただけ。
確かに、「ニャ~」と鳴いてから、5分後に降ってきましたけど・・・
愛猫は今日も気まぐれで予告する。
