何でデトックスしようか?

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先ずは四季折々の野菜やフルーツを食べて体に活力を!

私たちの身体は、良くも悪くもいろいろな物を貯め込んでしまいます。食品添加物や普通の食品の中にも、生息している場所によっては地域汚染などで汚染されていたりするので、身体が有害物質に晒されている可能性を考えて、デトックスを試みては如何でしょうか。

春先の苦味のある野菜には、毒素を出す成分が含まれています。四季のサイクルの中で春にリセットして、夏場の身体を冷やす効果のある食べ物・秋の身体を温める効果のある食べ物・冬の身体を温めたり肺を強化しながらビタミンを補う食べ物など、特徴的なものが出回ります。

旬の物には、それぞれ時期的に身体に必要な成分があるということです。旬の野菜や果物を上手に取り入れて、デトックスに特化した食べ物を食べて身体を整えていきましょう!

紹介している食材は、摂り過ぎるとその性質状、身体に悪い状態になるものもあります。良いからといって、食べ過ぎには気を付けてください。

【デトックス効果の野菜】

野菜:ケール・ブロッコリースプラウト・ブロッコリー・人参・キャベツ・アボカド・セロリ・レモンなど。

特にデトックス効果のある野菜と言われている野菜です。スプラウトにもデトックス効果があります。特にブロッコリースプラウトは独特な味ですが、生のサラダで酵素も一緒に摂ってもOKですし、炒め物に入れてもスープにしてもOKな食べ物です。

このブロッコリースプラウトの凄いところは、体に蓄積した有害物質を体外に排出してくれる効果があること。ビタミンKも豊富なので鼻の粘膜や胃、腸などの荒れた状態を治す効果が期待できます。水耕栽培で5日程で食べられる大きさになるので、1日から2日置きに食べられる状態を作る感じで摂取すると良いかもしれません。但し過剰摂取は良くないので、ほどほどに摂ることをお勧めします。(追記:2024年6月18日)

キノコ類:エノキ・エリンギ・ブナシメジ・椎茸など、腸を綺麗にして免疫力を高め、デトックス効果が期待できる。天日干しした椎茸にはデトックス効果があり、老廃物や毒素を排出してくれる効果があります。

他にも肝臓に対して良い働きかけをしてくれるのが、舞茸。酵素の働きを促し、β―グルカンで免疫力を高めてくれます。

海藻:わかめ・メカブ・昆布・沖縄モズクのぬめり成分、フコダインで毒素を吸着させて出す。

特にメカブのフコダインは、肝細胞の再生を促進させて、毒素を排出させるデトックス効果が期待できます。

菊芋;デトックスに特化した根菜です。イヌリン含有量も多く、糖尿病の方には嬉しい血糖値の上昇を抑制してくれる効果もあります。身体から有害物質を出す効果も合わせると、一石二鳥以上の効果があると言える食べ物です。煮ても蒸しても焼いても美味しい食べ物です。

ニンニク:アリシンが有害物質を出す働きがあるので、ニンニクを食べて汗を出そう!

以前、ニンニクを紹介した『無塩 ニンニクのアホエンガスパチョ』でニンニクオイルの作り方も載せていますが、これはみじん切りにして出てきたアリシンをアホエンに変えてしまったもの。

アリシンのデトックス効果が欲しい方は、馬刺しなどに生でつけて食べるか炒めて食べるかして摂取してください。相乗効果で抗ガン効果を狙う方は、アホエンオイルを出来上がった物にかけて食べるのがおススメです。

アリシンの効果は、疲労回復や抗菌効果や白血球の増加のほかに、血液中や肝臓の毒素を排出する効果があります。ちなみにアホエンは、脳の活性化、神経分解物質(アセチルコリン)の抑制、肝臓保護作用などがあります。

注!良いからといって、ニンニクの食べ過ぎは貧血・嘔吐・めまい・アレルギーなどをひき起こすので、毎日2片くらいまでを目安に。

玉ねぎ:フラボノイドのケルセチン・グルタチオン・セレンといったものが玉ねぎに含まれていて、その働きは有害物質を捕まえてくれます。血液をサラサラにして、毒素を便として排出してくれます。他にも肝臓を強化してくれます。

他にもいろいろありますが、思いついたら追記していきます。

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組み合わせはいろいろですが、デトックススープを作ると胃腸に優しく摂ることができます。

1番目は椎茸と昆布。これらは単体でも椎茸茶、昆布茶とお茶に出来ますが、水出しで冷たく冷やしたものを飲んでもデトックスになります。

使う時は椎茸を30分ほど天日に干して使ってください。

1リットルの水に昆布20gと干し椎茸20gを入れて冷蔵庫で一晩寝かします。

この水出しでオニオンスープを作っても美味しいです。

出汁に使った昆布と椎茸はどうするのかというと、他の料理に使っても美味しいですが、私は身体を調整するスープを作ります。

身体は木火土金水と五行の5つに分けられ、それぞれがお互いに関与しあっている関係になっているので、その時に応じて身体の欲する具材を入れて煮込みます。

大根・人参・椎茸・(大根の葉・小松菜)・レンコンなんかをコトコト出汁で煮込んで飲みます。葉っぱは、最後に3分ほど一緒に煮込む程度の方が、エグミがでないです。葉物をキャベツに変えれば、上のデトックス野菜の1つが増えます。また、肺に潤いが欲しい時は、葉物を白菜に変えるのもありです。

味付けはそのままで胡椒を振るだけでも大丈夫ですが、物足りないよぉ~と思われる方は味噌を入れたり、吸い物にしたり、中華スープのウェイパー(味覇)を少し足します。

私は極力調味料を使わない形にしたいので、鶏ひき肉と水切り豆腐と卵黄と片栗粉少しを混ぜて、煮立ったスープに落としていきます。

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