写真の煮沸乾燥させたジャム瓶に入っているのが、ニンニク不使用のジェノベーゼ。

ニンニクやネギなどには『アリイン』という無臭の成分が含まれていて、アリインと酸素が結びつくと『アリシン』という、あのニンニク独特の匂いの元になっています。アレルギーを引き起こす原因は、ニンニクの中にあるアリシンやタンパク質に対して、身体の免疫機能が過剰反応した結果なので、生のニンニクを摂取しないように気を付ける必要があるのです。

ほうれん草３本分をサッと湯がいて、水で粗熱を取って絞ります。５ｃｍくらいの長さに切ってラップに並べて包みます。

ジップロックに入れて冷凍庫に。前の日にやっておくと作業が楽です。

写真の様に平らに凍らすと、使う時にペキペキ好きな分量で折って使えます。

バジルの葉っぱもサッと水で洗い、キッチンペーパーで水気を取っておきます。

＊この時に、しっかり水気を拭き取らないと、カビの元になり、保存が出来ない状態になるので、しっかりと拭いて乾かします。

洗ったバジルの葉っぱを拭いて乾かすと、写真のような状態になります。

松の実を炒ります。

薄っすらと色をつける感じです。オーブンで少し温めるか、フライパンで炒ります。
どちらも焦がし過ぎないように気を付けます。

パルメジャーノレジャーノをチーズ用のすりがね器で削っていきます。

１００ｇはかなりの量なので、手まで擦らないように気を付けて！

削り過ぎて余ったら、パスタとかにかけましょう！

①　混ぜる具材を半分ずつにして、

ミキサーにバジルの葉っぱ・松の実・凍らせたホウレン草・アンチョビ・パルメジャーノレジャーノとEXオリーブオイルを入れます。

ほうれん草は、凍っているので、パキパキと氷くらいの大きさに折って入れて下さい。

いっぺんに入れても良いのですが、具材が一ヶ所に集まってしまうより、２回に分けて分散させた方が早く混ざります。

②　蓋をしてミキサーを起動させ、中を混ぜていきます。状態を見ながら、緩急をつけて攪拌していく。攪拌し終わったら、スプーンで瓶に移します。

煮沸して乾かしたスプーンか、コンビニなどで貰うプラスチックのスプーンで個別包装のものを用意します。包装自体を除菌シートで拭いてしまえば、安心して中のスプーンが使えるので、私は専らこちらをつかっています。

③　なるべく空気が入らないように、入れながらトントンと振動を与えて空気抜きをします。

かなり上の方まで入れても大丈夫。

ここがポイント！

最後にEXオリーブオイルを流し込んで、油分で蓋をするように、完全に密閉状態にします。

あれれ？ミキサーにまだ余ってるんだけど、という方は、パスタを湯がいてボールの中で混ぜ合わせて盛り付けてみましょう！

＊ニンニクを入れたい方は、この時点でジェノベーゼとおろしニンニクを混ぜ合わせてからパスタと和えれば、通常のジェノベーゼとして食べられます。

＊火を通したニンニクがOKな方は、ニンニクのみじん切りした物をオリーブオイルで炒めてからジェノベーゼと和えて、その後からパスタと和えれば、香ばしい感じのジェノベーゼパスタが出来ます。

①　ニンニクを１欠片をみじん切りにします。

②　フライパンにオリーブオイルを大さじ１入れて①のみじん切りにしたニンニクを入れて油に馴染ませてから火をつけます。

③　ニンニクの香りが美味しそうな香りに変わって、生っぽさが抜けたら、アンチョビ缶の中身を全部入れます。（瓶の大きいやつは、全部入れちゃダメだよ）