
前の投稿で、愛猫の狩猟本能についてせてもらったが、愛猫の本来の活動時間は夜中なので、たまに水を飲みに降りると、ダウンライトで薄暗くした居間と廊下を突っ切り、洋室改造した部屋まで爆走している。
良く暗い部屋の中にあるキャットタワーを爆走しながら登れるものだと、驚いて見ていると、その爆走は何回も繰り返され、少しだけ雨戸を開けている部分を覗いては、ウニャウニャ言いながら走っていた。
この巡回は昼夜問わずだ。
実は、愛猫にはガラス越しに遊びに来る猫たちがいる。昼間は飼い猫の三毛猫ちゃん。その飼い主さんは心優しい方で、野良猫に餌をあげているのでゴミなどが荒らされることも無い。
そこに集まってくる猫たちの相性もあるけれど、ご飯はちゃんと分け合って食べている。しかも、子猫や成猫前の猫を見つけると、先輩猫は「餌場があるよ」と連れてくるのだ。ウチの愛猫も子猫の頃に、茶トラの猫(通称:トラじい)に保護されて三毛猫の飼い主さんの家にたどり着いた。
昼に来るのは、三毛猫さんとトラじいと1年前に仲間になったトラ姉さん。驚くことに、このトラ姉さんは三毛猫さんが飼い主のお婆さんと一緒にゴミ捨て場に行くのを見ていて、三毛猫さんが出遅れた時にお婆さんの傍に寄り添って一緒に歩いていくのだ。
ちなみに、このトラ姉さんと三毛猫さんは仲が悪い。どっちかがお婆さんの傍に居ると、片方は10m離れた場所から見ている。何とも律儀というか、健気な猫模様である。
そこへ最近になって、トラじいに似た茶トラの若猫が仲間に入った。野良は名前が無いので、便宜上、皆、思い思いの名で呼ぶ。トラ吉とウチでは呼ぶようになった。
何故、トラ〇〇と呼ぶかと言うと、「トラ~」と叫ぶとトラ猫が一斉に振り向いてくれるからである。
このトラ吉はトラじいの後をずっと追いかけているが、トラじいは怒って近寄らせない。なのに、誰が連れて来たのかいつの間にか馴染んでいる。お婆さんもいつの間にか来るようになったと笑っていた。
そんな猫たちが、ウチの愛猫を見に昼と夜にやってくる。『同じ釜の飯を食べた仲』なのだろうか?ウチの愛猫は嬉しそうに「ニャ~」と可愛く鳴いて、ガラス越しに肉球を合わせている。
トラ吉とトラじいを間違えているのでは?と私たちは思っていたが、猫たちはちゃんと識別できているようだ。トラ吉が夜に手合わせ遊びをしに来るようになってから、愛猫の玩具への反応が活発になり、切り株への飛び乗りなども再開するようになった。
明らかに触発されている。喜ばしいことだ!
ただ、不憫だなぁと思うのは、夜の11時頃にやってくるハチベエだ。彼は毛足の長いグレーと白のハチワレ猫。愛猫が唯一「フミャァァァァ“~💢」と激おこ状態になる。1回、隠れて下から飛びつくように飛び出した彼に驚いてから嫌いになったようだ。
他の猫たちには、あんなに可愛い声を出すのに・・・ハチベエよ不憫な。
まあ、そんなこんなで、昼は猫たちがくれば、窓から窓へと軽快な足取りで部屋を移動し、夜にガラス越しの肉球合わせをすれば、興奮して爆走状態になる。
ウチの愛猫の運動量は、ご近所の猫たちに支えられているのかもしれない。
