これから紹介していく『ツルンと便を出そう!』シリーズの第一弾はオクラです。オクラって断面がお星さまで可愛い印象が強いのですが、とても素晴らしい緑黄色野菜です。
オクラには、切った切り口や、刻んだりした時に透明な粘性のぬめりがでますが、このぬめりの正体は、水溶性食物繊維のペクチンと、糖タンパク質のムチンによるもの。
ペクチンは、水溶性食物繊維で血糖値の上昇を抑えて、血中のコレステロールなどを減らし、血圧を下げる効果があります。
ムチンは、糖たんぱく質で胃の粘膜の保護、たんぱく質の消化促進、便通の改善などの効果があります。
この二つの整腸作用を持つネバネバ物質の他にも、β-カロテン、ビタミンB1・B2・C・E、マグネシウム・カルシウム・カリウム・葉酸・少量ですが鉄分も含まれているので、夏バテ防止にもなりますし、体調改善に役立つ野菜です。
【どうやって食べる?】
オクラの主要成分のムチンとペクチンは冷凍されていても損なわれませんが、忙しい場合は「冷凍刻みオクラ」がスーパーで売っているので、そちらを使うと時短できます。
下処理:生を塩を振りかけて板摺して産毛を取った後に、熱湯にくぐらすか、30秒ほど茹でて水洗いする。
調理法1:麺つゆを垂らしかけて、おかかで食べる。
調理法2:すり胡麻と白だし小さじ1/2に醤油小さじ1/4を混ぜ合わせる。お好みで砂糖を1摘まみ入れると甘めになる。(出汁の胡麻和え)
調理法3:すり胡麻とワサビを適量、マヨネーズ大さじ1入れて混ぜ合わせる。
調理法4:下処理したオクラを刻むか、冷凍刻みオクラをレンチンして、だし巻き玉子に入れる。
他にも味噌汁にいれたり、パスタの具に使ったり、穴開けて天ぷらにしたり用途はいろいろ。今回は調理法4を紹介します。

下処理のやり方でオクラの下ごしらえをしてから刻むか、スーパーの「冷凍刻みオクラ」を使いましょう。
冷凍刻みオクラを使う場合は、適量をお皿に入れてラップをして1分ちょっと加熱します。

卵2個・白だし 小さじ1・水 大さじ1・刻みオクラを混ぜ合わせます。
*甘く仕上げたい時には、砂糖を大さじ1入れると甘いだし巻きができます。
*水を入れすぎると、厚焼き玉子を包んでいき辛くなります。

油をひいて、お玉で流し込むか、ボールを傾けて角フライパンに入れてください。流し込む量は写真くらいの量(お玉1杯分)

火を弱火にしてじっくり卵に火を通します。フライパンの位置をずらしたりして、全体に火が通るように調整しつつ焼きます。
*奥から手前に向けて玉子を折りたたんでいくので、奥の方を先に火を通すようにしてみてください。
菜箸かフライ返しで写真の右上を折りたためるか、そっと入れてみながら折りたたみましょう!
全てを折りたたんだら、奥の方へ移動させ、手前にお玉で卵を流し込みます。2、3回繰り返せば終わります。

最後、こんな風になっていれば、OK!
写真の向きが横に撮ってしまい、ちょっと分かりずらいかもしれませんが、3回繰り返したらタレが無くなり、こんな感じの仕上がりです。

とても美味しそうですね♬オクラ好きなので是非やってみます。
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jinntyann3000さん、コメントありがとうございます!
オクラ美味しいですよね!酸酸辣湯にまでオクラ入れちゃうくらい好きなんです。
オクラ好きのお仲間さんが身近で嬉しいです!
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