コロナ過になってから外出は極端に減ったものの、毎年旅行に出かけていた私たち。
旅行プランを立てることが大好きな私は、あれこれ考えて事前調査をして、大雑把な感じでいくつか巡る場所の候補を考えておく。この下調べが楽しくてしょうがない。
好きなのに何故大雑把?と思われるかもしれないが、これには理由がある。
🤣😂😀😄😂🤣
何回か主人に旅行プランを任せたことがあった。毎回いろいろと考えて調べていたのは雑誌に付箋がついていたから知っている。
しかし、毎回行っている伊豆旅行の筈が、お昼に立ち寄る計画をしていたお店が廃墟となっていたり、休みになってることが多々あった。
他の旅行も、かなり行き当たりばったりでテーマパークが閉館していたりする。
彼の行動は、本来しっかりとしていて、抜け目なくやりこなすタイプなのだが、あることに気がついた。新しく買った雑誌に目を通しているが、古い雑誌に付箋を貼ったりしている。
そこ、抜けてないか?
当然、行き当たりばったりになり、雨男でもある主人にプランを立てさせると廃墟に行きつくことが分かったので、旅行は私がプランを立てる係になった。
😂😄😂
主人の話を聞いた親友が、いくつかプランを立てて上げようか?と提案してきたので、世間一般のプランの立て方が知りたかった私は、彼女に試しにお願いしてみた。
1週間後、数枚のレポートに、分刻みの予定と見どころ、食事処の細かい情報とマップが印刷されたものを渡された。
三重県や奈良県や京都府旅行案では、伊勢神宮の下宮を15分で回ることに驚き、富山などの北陸旅行案では、兼六園を10分で回ったり、海鮮市場での滞在時間はほぼ素通りのような強硬旅行。
私の親友はリアルガチで電車のダイアグラムのような、緻密な計画を立てる人間だった!これには主人は「すげー」と口をあんぐり開けて驚き、そのレポートを見た複数の友達は「何のトライアル?これ、旅行プラン?」とドン引きしている。その反応を見て・・・
親友よ、お前もか・・・
周囲の反応から、主人の旅行プランの組み方も、親友の旅行プランの組み方はも、世間一般的な見解から逸脱していることが分かった。
ともあれ、親友の調べてくれた情報は物凄く有用で、楽しそうだ。私はマーカーでレポートに何個か〇を付けて、その場所に行くことを伝えて、お礼を言った。
🤣😂😀😄😂🤣
そんなこんなが有り、私の旅行プランは親友の下調べの緻密さを手本に、何個か見たい場所や食べたい食事処を調べあげ、宿泊先を予約するだけの大雑把なプランになったのであった。
大雑把だから、気負うこともなく、楽しくプランを決められる。電話でアポイントを取ることも楽しいし、前準備含めての旅行気分なのかもしれない。
