今回はご主人様の食卓事情の話ニャ。
我が家は主人が江戸っ子で関東の料理で育った。といっても、主人自体が料理人を目指していた子供の頃があったため、鰯の手開きやら、鯛を一匹渡すと、三枚おろしから粗汁、刺身に湯引きした物が出てくる。
私は父が下関生まれで関西の味付けで、母は疎開先の新潟の味付けや関東の味付け。そして母は料理好きなので、愛する夫の為にいろいろな物に果敢にチャレンジする性格だった。
そんな環境の主人と私が結婚すると、食卓事情はどうなるのか?答えは簡単。
主人と私で料理バトルが始まる。
過去の戦歴は、以下の通りである。
| 料理名 | 主人 | 私 | 私の感想 |
| 肉じゃが | 勝利 | 負け | 牛が豚に負けるとは・・・無念! |
| 餃子 | 負け | 勝利 | 胃もたれしない小籠包のような肉汁の餃子で勝利! |
| けんちん汁 | 引き分け | 引き分け | 気分によって、醤油けんちん、味噌けんちん💛 |
| 唐揚げ | 負け | 勝利 | スタンダードな唐揚げと龍田揚げを競っていた筈が レモン塩・カレー味・生姜ニンニク味と龍田揚げ のバリエーションが増えてしまった。 |
| 玉子焼き | 引き分け | 引き分け | 疲れていたら甘めの厚焼き玉子が食べたくなるし、 出汁巻き玉子でちょっと晩酌に1品なんて時も。 結局、食べたい時に要望を聞いて作っていたら、 蟹入り厚焼き玉子、ホタテ入り厚焼き玉子と、 バリエーションが多くなったジャンル。 |
| お好み焼き | 負け | 勝利 | 胃もたれせずに多く食べられるのと、コテ返しの 技が面白かったらしい。 作り方によっては、減塩も可能な広島お好み焼き。 |
どのようなバトル形式かというと、以前も書いたと思うが・・・肉じゃがなら、肉じゃがをお互いに作って食べ比べるというシンプルな方法。
作る人間が2人。食べる人間も2人。美味しい方が先に無くなる。
しがらみや、誰それ直伝!という感情論より、「作ったものは残さず食べる」というルールがあるため、大食い大会のような状況下では、食欲という欲求だけに支配されるため、決着がつきやすい。
【我が家の広島お好み焼き】
広島お好み焼きと言っても、焼きそばが入っている物ではなく、ヘラで押しつぶす系のお好み焼き。
実は父方の祖母が屋台でお好み焼きをやっていたので、父はその作り方を覚えていて、家でお好み焼きをする時は、この広島お好み焼きを作っていた。
父のコテ返しは、物理的にありえん!と言えるくらいの大きなお好み焼きをひっくり返す。丸いホットプレートに大きく作って、コテ返しした後、しっかりとそのホットプレートに返される技。
集中力と技量が必要な技でした。私にはないので、一回り小さく作ってコテ返し。それでも、大人の男性でお腹いっぱいになるらしい量。

何で10枚も作るかって?ほぼ野菜だから時間をおいて2枚食べちゃうし、次の日に回しても飽きないから。
| 具の材料 | 10枚分 | 減塩用 | 下ごしらえ |
| かつお節 | 軽く一掴み | 使う | 皿に出しておく |
| 万能ねぎ | 軽く一掴み | 使う | 1束をみじん切りして 皿に出しておく |
| *干しエビ | 大さじ1/2 | どちらでも | 皿に出しておく |
| *トロロ昆布 | 適量 | 使わない | 皿に出しておく |
| *紅ショウガ | 適量 | なるべく使わない | 皿に出しておく |
| 天かす | 軽く一掴み | 使う | 皿に出しておく |
| むき海老 | 6~8個 | 使う | 1.5cm幅にカット 皿に出しておく |
| イカ | 6~8個 | 使う | ダイスカットして 皿に出しておく |
| ボイルタコ | 6~8個 | 使う | 薄くカットして 皿に出しておく |
| キャベツ | 状態を見ながら 盛っていく | 使う | 1玉を短冊切り 大きなタライにキャベツともやしを ミルフィーユのように重ねておく |
| もやし | 状態を見ながら 盛っていく | 使う | 4袋 キャベツと一緒にタライに入れる |
| 薄切り牛肉 | 状態を見ながら 盛っていく | 使う | 1パックの半分は冷蔵庫に。 皿に出したらラップで乾燥を防ぐ。 |
| 薄切り豚肉 | 状態を見ながら 盛っていく | 使う | 1パックの半分は冷蔵庫に。 皿に出したらラップで乾燥を防ぐ。 |
| 油 | 適量 | 使う | 2枚目から大さじ1くらいを 垂らして伸ばす。 |

材料はこんな感じ
この時点でお肉は冷蔵庫
| 皮の材料 | 10枚分 | 減塩用 | 下ごしらえ |
| 市販のお好み焼き粉 | 1袋 | 使う | 400gを使って作る。 100gは調整分。 |
| 卵 | 1個 | 使う | 使う30分前に常温に戻す |
| 白出汁 | 大さじ3杯 | 使う | |
| 水 | 600cc~ | 使う | 先ず600cc入れて混ぜ合わせる。 そこから200ccを少しずつ足していく |
皮にはしっかり味が付いていて、もし紅ショウガを入れているなら、何もつけずに食べてみてください。しっかりとした素材の味が調味料になっています。
| 食べる時の調味料 | 通常のお好み焼き | 減塩のお好み焼き |
| マヨネーズ | お好みで | 不使用か、減塩マヨネーズを! |
| おたふくソース | お好みで | 不使用か、減塩ソースを! |
| 青のり | お好みで | 使ってもOK |
【作り方】

① 皮の材料を大きなボールに入れて、グルテンが発生しないように水に馴染ませながら混ぜる。
この時点では水分が卵と白出汁と水の分量になる。関東のお好み焼きより水分は多い。
② よく混ぜ合わせたら、水分を調整します。
お玉ですくって垂らしていくと、最後まで液体が切れずに垂れていく感じが皮の液体の出来上がり目安。
混ぜ合わせて液体が雫のように途切れながら落ちるようだったら、粉を追加。
混ぜ合わせて、水分が足りないようなホットケーキの液体のような感覚なら水を追加しながら滑らかに液体が写真の様な感じで落ちるまで入れます。
ただ、タプタプした感じだったら、一回試し焼きしても良いかもしれません。


③ 1枚目の油は少し多めに入れて、ホットプレートに馴染ませてから、キッチンペーパーで少し拭き取ります。
こんな感じの油を馴染ませるものを作っておくと良いかもしれません。


④ 皮のタレをお玉ですくい、ホットプレートに丸くなるように注ぎます。
ホットプレートの温度は200度くらいに設定して、皮が早く焼き付けられないようにします。
広島お好み焼きは具材を順に乗せていくので、慣れていないと皮が焦げてしまうので、慣れるまでは200度くらいで作る方が成功しやすいと思います。
⑤ 皮が固まらないうちに、かつお節を軽く一掴み撒きます。


⑥ トロロ昆布を少しずつ撒きます。量は少なめに。
*多く使うとしょっぱくなります。
* 減塩をする方はトロロ昆布は入れないでください。トロロ昆布はアクセントの塩味として使っているからです。
⑦ 干しエビを適度に取って、撒きます。


⑧ 天かすを一掴み撒きます。
⑨ 万能ねぎを一掴み撒きます。
紅ショウガを一本ずつ適度に撒きます。
* 減塩の方は紅ショウガの量を少なくするか、入れないようにして下さい。


⑩ タコとイカとエビをまばらになるように撒きます。
⑪ 薄切り豚肉と薄切り牛肉を敷き詰める。なるべく、豚・牛・豚・牛・豚・牛と交互に配置すると味がまんべんなく口の中に広がります。


⑫ もやしとキャベツが混ざり合う様にほどほどに盛り付けます。
キャベツの短冊切りは、繊維を断ち切るように切ると柔らかくなり、熱が通りやすくなります。
繊維に沿って切ってしまうと、皮が破けてしまうことがあります。
⑬ ひっくり返すタイミングは、皮のヘリが反り返ってきたらOKの合図です。
皮が反り返るということは、皮がパリッと焼けたよ!という合図です。


⑭ キャベツの上から皮のタレを、中心から外側に向かう様に回しがけます。
* かける量はお玉の八分目くらいです。回しかけたら、直ぐにコテ返しをします。かけすぎると、タレが横から出てきてしまうので、ご注意を!
⑮ コテ返しのコツは、両手にフライ返しを持って、両脇から差し込んで浮かせて、ホットプレートの上の方に移動させて、ひっくり返したお好み焼きが真ん中に来るように、一気にひっくり返します。
はみ出たキャベツやもやしはヘラで入れ込みましょう。
* ひっくり返す方向は内側に。外側にしてしまうと失敗します。そういえば、某番組のゲームでド派手に外側にひっくり返してお好み焼きがすっ飛んでいました。


⑯ 広島お好み焼きの中でも、ウチの種類は押しつぶす系です。
ヘラでジュウウと押しつぶす感じで押します。やり過ぎると破れてしまうので、じっくり焼きます。
⑰ 適度に押し焼きしながら、休む。これを繰り返して、音が鳴らなくなったら、焼きあがっている合図です。
ヘラで剥がしながら、動くのを確認したらひっくり返します。
大体、1枚の焼き時間は20分くらい。
温度を220度とかで作ると15分以内くらいで焼けます。


⑱ 野菜の表面はしっかり焼けて、焦げているように見えますが、真ん中にヘラで押すようにして折り曲げる線を入れます。
⑲ 半分に折って、左右からヘラですくってお皿に乗せます。

食べる時に、マヨネーズ・オタフクソース(もしくは中濃ソース)・青のりをかけて食べると美味しいです。
ただ、このお好み焼きには、白出汁を入れているので、初めは何もつけないで食べてみてください。
具が余ったら?
皮タレがあるなら、小さなお好み焼きを余りもので作っても美味しい。特に紅ショウガと万能ねぎのお好み焼き?この場合はネギ焼かなぁ…そういう、具材の使い方を偏らせて作っても美味しいです。
もう一つは、焼きそばの麺があれば、海鮮と牛肉豚肉が入ったゴージャスな焼きそばを作っても美味しいです。紅ショウガも付け添えにできるし、キャベツともやしも消費できますから!
なんせ、何でも有りが鉄板焼きの真骨頂。どんな味が生まれるかは作り手次第。

💚💓💖❤️💯
Blessings 👋🌈🇪🇸
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Thank you!😊🌻
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